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犬の健康管理、平均寿命

【 目指せ20才 】平均寿命を超えるための愛犬の健康管理のすゝめ

現在は犬の飼育に関する情報が広く認知されてきたことや、医療やフードの発展に伴い、犬の平均寿命は長寿になりつつある傾向があります。

これは喜ばしい情報ですが、できれば健康な状態で長生きしてほしいですよね。

この記事では、犬の平均寿命を知り、平均寿命を健康な状態で上回ることができる健康管理の方法をお伝えします。

詳しい内容は個別記事で知ることができますので、リンク先の個別記事も是非活用してみて下さい。

 

 

犬の平均寿命は【 14.65才 】

 

一般社団法人ペットフード協会の2021年のデータによれば、犬の平均寿命は14.65才となっています。

ちなみに猫は15.66才です。

2010年からの10年間で1.3年延びたことになります。

20XX年には犬の平均寿命は20歳も夢ではないかもしれません。

以降では、『目指せ平均寿命越え』のために私たち飼い主ができる愛犬の健康管理の方法をお伝えします。

 

愛犬の健康管理①: まずは数字で把握する

 

例えば一日の食事回数は2回、散歩は小型犬であれば1日30分~1時間程度、などとおおよその目安になる数字があります。

この数字を把握することによって、飼い主さんもデジタルに記憶に残りやすく、お世話の目安になるでしょう。

こちらの記事で、飼育の目安となる様々な数字をご紹介していますので、確認してみて下さい。

 

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愛犬の健康管理②: 適切な食事

 

犬には健康管理上必要な6大栄養素があります。

それがこちらです。

 

 

これらの栄養素を必要な分量バランスよく取り入れることが、早い話食事の健康管理につながると言えます。

愛犬の食事の与え方には大きくドッグフードと手作りフードがあります。

ドッグフードは栄養バランスを考慮して作られたものが多く、初心者から幅広い層に向けてオススメができます。

しかしながらドッグフードであれば何でもよいわけではなく、以下のポイントを押さえたフードを選ぶとよいでしょう。

 

【 ドッグフードオススメの選び方 】

① 無添加
② ヒューマングレード
③ 肉 or 魚が主原料

 

また、愛犬とフードの相性、ジュニア期とシニア期でフードを専用のグレードのものに切り替えるなども大切です。

ドッグフード選びの参考にしてみて下さい。

 

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一方で手作りご飯にこだわりたい、という飼い主さんもいるでしょう。

愛犬がシニア期になり、ご飯を食べなくなることに悩む飼い主さんもおり、手作りご飯にチャレンジするというケースもあります。

手作りご飯はかなりの知識が必要になりますが、会得すれば愛犬の健康を支えてくれることでしょう。

手作りご飯のメリット・デメリットについてこちらで詳しく紹介しています。

手作りレシピのサイトも記事中でご紹介しています。

 

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愛犬の健康管理③: 信頼できる動物病院を見つけておく

 

日ごろの健康は十分に管理していても、健康診断や突発的な病気・ケガなどは専門家である獣医師に相談する必要があります。

できれば自宅からそこまで遠くない範囲で、評判のいい動物病院をかかりつけとして決めておくことを強くオススメします。

また、夜間救急病院もどこにあるか、いざという時は即座に連れていけるように事前に調べておきましょう。

些細なことでも相談に乗ってくれ、適切なアドバイスをくれる獣医師の先生を探しておくことは愛犬の健康管理上重要な項目となります。

 

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愛犬の健康管理④: 日々のお手入れで健康状態をチェックする

 

犬と生活する以上、日々のお手入れは欠かせません。

身体を清潔に保つことはもちろん、マッサージやスキンシップ、目視などでも愛犬の身体の変化に気が付くこともあります。

また、ケガや身体の調子が悪く、特定の場所を触られると愛犬からサイン(うめくなど)があることもあります。

こうしたことに気が付くことで、必要に応じて病院に連れて行くなど早めの対応ができます。

 

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愛犬の健康管理⑤: こまめな歯磨きを心掛ける

 

犬は歯周病になりやすく、3歳以上の8割程度は歯周病だとも言われています。

人間同様犬も歯はとても大切な臓器。

歯が健康であれば、健康で長生きできる可能性がグッと高まります。

それほどまでに重要な歯磨きですが、やはり犬用の歯ブラシで1日1回は磨きたいところです。

人間は20日ほどで歯石が形成されますが、犬の場合は3日と言われています。

歯石ができると、そこから歯の状態が弱くなっていきますので、やはり日々の歯磨きは重要です。

歯磨きはとても難しいと感じる飼い主さんも多いと思いますが、愛犬の健康を維持するためには非常に大切なことです。

こちらの記事で詳しい歯磨きの方法をお伝えしていますので参考にしてみて下さい。

 

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愛犬の健康管理⑥: 足腰の弱りに敏感になる

 

犬も加齢とともに足腰が弱ります。

足腰が弱れば体も弱ります。

適切な散歩を心掛け、8の字歩きや『シットトゥスタンド』などを取り入れてみると足腰が強化されます。

シットトゥスタンドとは、『オスワリ』⇒『立たせる』運動のことで、5~10回ほど1回の散歩に取り入れてみましょう。

習慣にすることが大切なので、散歩中に曲がり角に差し掛かった時、電柱の前など、特定のシチュエーションで行うなど工夫するとよいでしょう。

足腰の弱りはそのまま元気度に繋がっていきます。

シニア期になり、足腰の弱りが見え始めると、その程度を知り、適切なサポートを行いましょう。

 

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愛犬の健康管理⑦: 肥満にさせない

 

肥満は確実に身体(特に足腰)に負担が掛かり、健康上の数値も悪化します。

コロコロしていて可愛く見えるかもしれませんが、それは全く愛犬のためになっていません。

肥満は外的なダメージ(足腰の負担や関節炎など)だけでなく、あらゆる病気の発症及び悪化につながります。

愛犬の肥満度をしっかりと把握し、肥満の場合はダイエットをして下さい。

愛犬の肥満度を知りダイエット方法を身につけましょう。

 

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愛犬の健康管理⑧: 愛犬の ” 老化 ”を知る

 

愛犬の老化の状態を知っておくことで、日常の健康管理や通院などの判断に役立ちます。

初めに知っておきたい老化のサインとしては、『犬の老化は何歳から始まるのか』ということです。

以前は7歳を過ぎるとシニアと言われていましたが、最近の情報では、

 

■ 中・小型犬: 8~9歳以降
■ 大型犬: 7歳以降

 

と認識されているようです。

ただし、体の大きさや愛犬の健康状態によっても老化のスピードは変わるため年齢はあくまで目安です。

愛犬の老化のサインに気づき、健康状態をケアしましょう。

 

■ 犬の『老化サイン』を知っておこう

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愛犬の健康管理⑨: ペット保険など医療費の確保を検討する

 

当たり前の話ですが、愛犬と生活するには飼い主さんが経済的にしっかりしておく必要があります。

特にケガや病気など突発的に発生した治療費をしっかりと捻出できるかは大切なことです。

愛犬のために必要最低限の医療費も払えない状態では、残念ながら犬を飼う資格はありません。

最近では犬の医療技術も高度化するとともに、受診料も高額になる傾向があります。

そのような時には『ペット保険』に加入することを検討するケースもあるでしょう。

当サイトでは、ペット保険に加入すべきか否かについて、かなり詳細なコンテンツをご用意しています。

当サイトのシンプルな見解としては、飼い主さんが計画的にある程度の金額を貯蓄することができれば加入は必須ではないという結論です。

ですが、飼い主さんや愛犬の状況はそれぞれ異なります。

ペット保険に加入すべきか否か、この記事をご覧頂ければ皆様にあった結論が導きだせるでしょう。

 

■ 【 完全保存版 】犬のペット保険|入るべき人(犬)と保険の選び方

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ペット保険にはもう一つの悩みがあります。

それは、皆様の愛犬が既にシニア期に入っている場合です。

本当に加入すべきなのか、また加入の条件はどのようなものなのか、頭を悩ませるかもしれません。

シニア期のペット保険加入の是非については、こちらの記事で考察しています。

 

■ 高齢(シニア)犬とペット保険|加入を検討する時のポイント

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最後に一般の犬の飼い主さんのアンケート結果をご紹介

 

最後に、一般の犬の飼い主さんに聞いた愛犬の健康に関するアンケート結果をご紹介します。

記事では『いぬの気持ち』のアンケート結果(444人に聞いた)をもとに、飼い主さんと愛犬の健康に関するリアルデータをご紹介しています。

比較的意識が高い飼い主さんが回答層になっていると思われますが、その結果は如何に…

 

Q1. 愛犬は健康だと思いますか?

 

まずは記事導入の定番質問。

『あなたの愛犬は健康だと思いますか?』

との問いに対して、アンケート結果は93.2%もの飼い主さんがとても健康、もしくはまぁまぁ健康だという結果に。

アンケートの続きはこちらからどうぞ。

 

■ 【 本当に大丈夫? 】愛犬の健康に関するアンケートのリアルデータを発表

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愛犬の健康に関するアンケート、質問

 

【 目指せ20才 】平均寿命を超えるための愛犬の健康管理のすゝめ

 

いかがでしたでしょうか。

愛犬とはできるだけ楽しく、健康に過ごしたいものです。

まずは気になるポイントだけでも結構ですので、できることから一つずつ実行していきましょう。

目指せ、20歳越え!

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