この記事ではいぬのきもち の特集記事を参考に、コロナ禍で増えた犬の病気についてランキング形式でご紹介します。
生活環境の変化は人間だけでなく犬にも大きな影響を与えるようです。
ランクインした病気の詳しい解説記事のリンクも用意しているので、気になった病気を詳しく調べる事もできます。
コロナ禍で多い犬の病気ランキング
コロナ禍の2020年~2021年に多かった犬の病気ランキングはこのようになりました。
飼い主さん側の変化としては、これまで愛犬の投薬治療のために定期受診をしていた飼い主さんが、まとめて薬を受け取りに来るなど、受診回数を抑えるケースが増えたようです。
しかし愛犬の不調は命に関わることもあるため、愛犬の様子がおかしいと感じたら迷わず動物病院を受診して下さい。
それではランキングを一つずつ見ていきましょう。
コロナ禍の犬の病気ランキング:第1位 外耳炎
外耳炎は毎年受診件数がトップの病気です。
カビや細菌が原因で耳に赤みやかゆみが見られる病気です。
アレルギーやアトピーなどの皮膚炎と連動して耳に症状が出るケースが多いようです。
飼い主さんの在宅時間が増えて、愛犬の異常に気が付きやすくなったことも相談件数が増えた一つの原因かもしれません。
犬の外耳炎に関する記事はこちらです。
■ 犬の病気ランキング|外耳炎の症状・治療法・予防法と治療費用
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コロナ禍の犬の病気ランキング:第2位 皮膚炎
皮膚炎は犬の病気ランキングとしては常に上位に上がる病気ですが、このランキングでも第2位となりました。
皮膚炎にも色々な種類があるため、愛犬の病気にあった治療法が必要です。
また当サイトではコロナ禍で増えた皮膚病に特化した記事もあります。
■ 犬の皮膚病ランキング|皮膚病に悩む飼い主さん必見
犬の皮膚病は飼い主さんが最も悩まされる可能性が高い病気の一つです。 犬は全身が被毛に覆われている反面、皮膚は人間の約6分の1の薄さと言われています。 そのため皮膚に関するトラブルは多く、悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょ[…]
コロナ禍の犬の病気ランキング: 第3位 歯周病
志向で細菌が繁殖して歯肉が腫れたり骨が溶けることもあります。
他の病気の診察ついでに見つかることが多いため上位にランクインされました。
実は犬は虫歯にはなりにくいのですが歯周病にはなりやすいと言われています。
3歳以上の犬の70パーセント以上が歯周病にかかっているとも言われています。
歯周病の根本的な対策は毎日の歯磨きです。
歯周病に関する記事はこちらをご覧下さい。
■ 犬は虫歯にならない?犬の歯並びと歯周病対策
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■ 歯を磨くのを嫌がる犬に対する歯磨きの仕方【 犬も歯が命 】
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■ 【 犬のデンタルケア 】歯磨きガム・歯磨きおもちゃ・歯磨きシートなどの選び方
犬の歯磨きで悩みを抱える飼い主の方は多いです。 愛犬が歯磨きを嫌がる。 多忙で愛犬の歯磨きを毎日することができない。 そんな悩みを解決する手段として、犬のデンタルケア製品の人気がますます高まっています。 今回はそんな[…]
コロナ禍の犬の病気ランキング: 第4位 嘔吐・下痢
飼い主さんの在宅時間が増えたことで愛犬がはしゃぎ過ぎた疲れから、嘔吐や下痢を起こすケースが増えたようです。
一方で家族喧嘩の増加によるストレスから発症するケースといった原因によるケースもあるようです。
犬も人間と一緒でストレスは当然体に出てしまいます。
なるべくストレスを感じない環境を整えたいものです。
とはいえ、嘔吐や下痢は犬にとっては珍しいものではないため、病院に連れて行くべきタイミングが分からないという飼い主さんも多いと思います。
動物病院に連れて行くべき犬の嘔吐や下痢の症状はこのようなものです。
■ 【 愛犬の嘔吐や下痢 】動物病院に連れて行くタイミングと判断基準|犬の病気ランキング
どの犬にも多い嘔吐や下痢。 特に犬は人間よりも頻繁に嘔吐する動物だと言われています。 わたしたち飼い主にとっても、身近な症状である嘔吐や下痢ですが、放置すると危険なケースもあります。 この記事では愛犬が嘔吐や下痢をした場合[…]
■ 犬が白い泡を吐く原因|症状からみる対処方法
愛犬が朝起きた時に白い泡を吐いている。 時には黄色や緑色の液体も混じっていて驚いたことはありませんか。 犬が白い泡や黄色い液体を吐くことは極端に警戒することはありませんが、全ての場合において安全だと言い切ることもできません。 […]
コロナ禍の犬の病気ランキング: 第5位 弁膜症
弁膜症とは心臓の弁に異常が起こり、咳などの症状が見られる病気です。
小型犬で多く、シニアになると増加します。
投薬治療を継続する治療方法が主流であるため、コロナ禍でも受診する飼い主さんが多かったようです。
当サイトでは【 弁膜症は根治する 】との見解から、弁膜症の外科手術に特化した記事を掲載しています。
投薬治療は症状を緩和し、延命を目的とする治療ですが、外科手術は完治を目指す治療です。
手術の成功率も非常に高い専門病院をご紹介しています。
治療費用はある程度まとまった金額が必要ですが、愛犬を弁膜症のリスクから完全に救えるのであれば高くないのではないでしょうか。
愛犬の弁膜症でお悩みの飼い主さんには是非一度読んで頂きたい記事です。
■ 犬の心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)|現在は手術で完治を目指せます
犬の心臓病の中でも心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)は最も多い病気と言われています。 この心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)の治療の方法は投薬治療や外科手術によるものがあります。 当サイト(ワンだふるライフ)では、外科手術の選択肢を中心[…]
コロナ禍の犬の病気ランキング: 第6位 胆泥症
胆のうは肝臓で作られた胆汁を溜めておく袋ですが、この汁がドロドロになり、溜まってしまうのが胆泥症です。
退社能力が低下しているシニア犬や脂質が多い犬でよく見られます。
甲状腺機能低下症と併発することもあり、近年多く見られる病気になっています。
胆泥症は初期が非常に見つかりにくい病気です。
エコー検査で見つかることが多いため、愛犬は定期的に健康診断を受診させましょう。
シニア犬は半年に1回、できれば3ヶ月に1回は動物病院で健康チェックをすることをオススメします。
■ 犬の胆泥症とは|治療の必要性や関連する病気についても解説します
犬の胆泥症(たんでいしょう)についてご紹介します。 胆泥症は治療が必要ない、他の病気との併発の可能性もある、など一見するとよくわからない病気です。 また胆泥症は食事療法が効果的だという話もあります。 この記事では胆泥症の症[…]
コロナ禍で多い犬の病気ランキング: 第7位 腎臓病
コロナ禍で多い犬の病気ランキングの7位は腎臓病でした。
腎臓病とは体内の老廃物を排出する機能が低下する病気です。
小型犬に多く、水を大量に飲んではほぼ無色のおしっこを出すなどの症状が見られます。
完治させることは難しく、コロナ禍でも定期受診が必要になるためランクインしました。
腎臓病は血液検査や尿検査で見つかることがあります。
しかし腎臓病は初期症状は分かりづらく、検査で病気が発見されたときには腎機能の既に30パーセントほどしか機能していない状態だと言われています。
現在では新しい腎臓病の発見方法が確立されており、より早期の段階で病気の発見が可能になっています。
当サイトでは最新の腎臓病を発見するための検査方法や、腎臓病の愛犬の食べ物に関する記事をご紹介しています。
■ 犬の慢性腎不全(腎臓病)|早期発見する方法と病気との付き合い方
犬も人間と同じく腎臓病を患うことがあります。 特にシニア犬では発症可能性が高いと言われる慢性腎不全(腎臓病)とはどのような病気なのでしょうか。 この記事では犬の慢性腎不全(腎臓病)の症状やステージ、治療方法についてまとめています[…]
■ 犬の慢性腎不全(腎臓病)|食べていい食材&いけない食材
愛犬が慢性腎不全(腎臓病)と診断されたら、飼い主はどのような対応をすべきでしょうか。 犬の慢性腎不全(腎臓病)は、完治することは見込めない病気ですが、進行を和らげることは可能です。 この記事では食べ物に焦点を当て、慢性腎不全(腎[…]
コロナ禍で多い犬の病気ランキング(2021年度版) まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍特有の環境で発見された病気もありました。
当サイトでは犬の病気に関する記事を別のランキング形式でいくつか紹介しています。
愛犬の健康を守りたい飼い主の皆さんは興味があれば他の記事もご参考下さい。
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愛犬のペット保険加入を検討中の飼い主さんへ
愛犬のペット保険の加入をご検討中の飼い主さんは多いと思います。
ひとえにペット保険に加入すべき/加入すべきでない、という結論を出すことはできませんが、こちらの記事を読めば飼い主さんの状況に応じてペット保険に加入すべきかそうでないかが一目瞭然です。
ペット保険の加入に悩んでいる飼い主さんは必見の内容になっています。
■ 【 完全保存版 】犬のペット保険|入るべき人(犬)と保険の選び方
愛犬をペット保険に加入させるべきか、飼い主にとって大きな悩みの一つです。 ペットショップでペットを引き取る時に保険の加入を同時に勧められることもありますが、果たして本当に加入すべきなのでしょうか。 この記事は【 そもそも保険自体[…]
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