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犬の健康管理アンケート

【 アンケートから分かる 】愛犬の健康管理で気を付けるべきポイント

犬にも訪れた長寿社会。

長寿は嬉しいことですが、やはり健康寿命が大切ですよね。

かけがえのないパートナー(愛犬)が心地よく健康に生活できるために、飼い主さんはどのくらいケアしているのでしょうか。

この記事では『いぬの気持ち』のアンケート結果(444人に聞いた)をもとに、飼い主さんと愛犬の健康に関するリアルデータを公開します。

前回の記事では健康に関するアンケートを題材にしており、最後にリンクを掲載していますので合わせてチェックしてみて下さい。

 

Q1. 愛犬は健康だと思いますか?

 

まずは記事導入の定番質問。

『あなたの愛犬は健康だと思いますか?』

との問いに対して、アンケート結果は93.2%もの飼い主さんがとても健康、もしくはまぁまぁ健康だという結果に。

初めの質問から、意識の高い飼い主さんが多い予感がします。

掘り下げてみましょう。

 

Q2. 年間の医療費はどのくらいかかっていますか?

 

続いては愛犬の医療費についてです。

アンケート結果は3万円前後かかっているという回答が多数となりました。

狂犬病や混合ワクチン、ノミ・ダニの予防に加えて、年に数回体調を崩して受診するというパターンが多いため、合計すると3万円前後になるようです。

突然のけがや病気で高額な医療費が必要になる場合もありますので、もしもの時に備えて” 愛犬貯金 ” などで備えておくと安心です。

当然ですが、シニアになるほど医療費は高くなる傾向にあります。

 

Q3. 動物病院には年に何回行きますか?

 

ワクチンや体調不良による受診で、年間3~5回という回答が多い傾向です。

持病がある場合は月1の通院などで回数は増えがちに。

 

Q4. 健康診断は年に何回連れて行ってますか?

 

年に1回という回答が全体の約半数という結果になりました。

これは皆様納得の結果ではないでしょうか。

とはいえ、驚いたのは健康診断を受けていないという結果が全体の3割以上あるということ。

健康診断は愛犬が元気なうちに受けることに意味があります。

受けていない飼い主さんは、愛犬がまだ若くて病気の心配がないという理由なのかもしれませんが、健康診断は ” 健康であることを確認する ” ために受けるものですので、毎年1回は受診して下さい。

シニアになれば、半年に1回、3カ月に1回、受診する飼い主さんもいます。

 

Q5. 去勢・避妊手術をしていますか?

 

病気を予防するために手術を検討する飼い主さんが昔よりも増えています。

実に全体の8割以上の方が手術に積極的だというデータが得られました。

病気を予防するためには、なるべく若いうちに手術を検討することをオススメします。

引退犬や保護犬を受け入れる場合は、すでに成犬でシニア期の子も多いでしょう。

成犬やシニアでも体に問題がなければ手術可能なこともあるので、迷っているのなら獣医師に相談してみましょう。

 

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Q6. 狂犬病ワクチンを打っていますか?

 

狂犬病ワクチンの予防接種は飼い主さんの義務ですので、ほとんどの飼い主さんが実施しています。

全体の94.4%の飼い主さんが予防接種を打っているという結果になりました。

病気などの体調面で打てない場合は、忘れずに役所に届け出を行ってください。

愛犬と入場できる施設は、混合ワクチンの接種証明書と合わせて提示がないと利用できないところも多いです。

現在の日本で狂犬病の事例はほぼゼロと言えるのですが、義務でもあり、利便性のことも考えると接種するということになるでしょう。

 

■ 狂犬病ワクチンの予防接種の費用や時期、予防接種しなかったらどうなる

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Q7. 何種類の混合ワクチンを接種していますか?

 

全体の95.7%の飼い主さんが混合ワクチンを接種させていることが分かりました。

非常に高い割合だと言えそうです。

ワクチンの種類は6種という回答が一番多く(26.1%)続いて8種(18.2%)、5種(16.2%)という結果に。

余談ですが、関東圏でレプトスピラ症が確認されています。

レプトスピラ省都は、ネズミの尿や汚染された水・土壌から感染する感染症です。

発熱や下痢などの症状がでます。

特に西日本や九州で注意すべき病気でしたが、2021年には関東圏でも発症の報告がありました。

愛犬がネズミとの接触の可能性がある場合は、7種以上の混合ワクチンの種類を検討してみてもよいかもしれません。

混合ワクチンは種類によって、病院によって、費用が変わります。

 

狂犬病とイヌの混合ワクチン種類表と値段、費用、価格

 

ワクチン接種を検討している飼い主さんは以下の記事を参考にしてみて下さい。

 

■ 犬のワクチン|子犬のスケジュール、混合ワクチン種類表や値段をご紹介

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Q8. 混合ワクチンの抗体検査を受けたことはありますか?

 

抗体検査については『No』が全体の72.7%という結果になりました。

ワクチンの抗体検査は需要が高まっている印象で、受ける人は増えているようです。

ワクチンアレルギーを持っていた李、シニア期で体に負担を掛けたくない時、アレルギーなどで接種回数を減らしたいと考えているなら有効です。

検査をうまく活用することで、愛犬の混合ワクチンの接種回数を減らすことができる可能性があります。

 

Q9. ノミやダニ・フィラリアの予防薬はどんなものを使っていますか?

 

おやつ(チュアブル)タイプが圧倒的な人気で6割以上の飼い主さんから支持されていることが分かりました。

やはり愛犬が喜んでくれるおやつタイプが人気だと言えます。

予防薬は定期的に与えないといけないので、飼い主さんの負担にならないものを選ぶとよいでしょう。

ノミ・ダニ・フィラリアの予防や発見時の対策は、飼い主さんとして知っておくべき内容がたくさんあります。

詳しくはこちらの記事をチェックしてみて下さい。

 

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Q10. ペット保険には加入していますか?

 

全体の実に3/4の飼い主さんがペット保険に加入しているという回答結果が得られました。

昔よりも高度な治療が選択できるようになり、治療費がより高額になっているためか、ペット保険への加入が以前よりもスタンダードになってきています。

ペット保険の種類も増え、加入のハードルが下がったことも要因として考えられます。

当サイトでは、ペット保険に加入すべきか否かというコンテンツを独自の目線で分析しています。

この記事を読めば、ペット保険に加入すべきか否か、具体的な保険料も合わせて ” 一発で判断” することができる内容になっています。

 

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【 アンケートから分かる 】愛犬の健康管理で気を付けるべきポイントまとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回のアンケート結果は、一般的な犬の飼い主さんの平均よりも優秀なデータになっていると感じます。

それだけ愛犬想いの飼い主さんがたくさんいるということは素晴らしいことですね。

ちなみに前回の健康に関するアンケート結果の記事はこちらになります。

 

■ 【 本当に大丈夫? 】愛犬の健康に関するアンケートのリアルデータを発表

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愛犬の健康に関するアンケート、質問

 

次回は病気やトラブルに関するアンケート結果とお役立ち情報をご紹介します。

お楽しみに。

 

参考文献: いぬのきもち

犬の健康管理アンケート
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