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犬のしつけの悩みや疑問

【 犬のしつけ 】悩みや疑問一問一答に答えます(まとめ ※随時更新)

愛犬のしつけ。

これは飼い主さんにとっても愛犬にとっても、一生のテーマの一つかもしれません。

人知れずしつけに悩んだり、疑問を持ったりする飼い主さんに送る一問一答のコーナーです。

飼い主さん自身も、しつけに関する見識を深めていきましょう。

記事は質問が更新される度に更新していきます。

 

質問と回答一覧

No. Question Answer
1 犬のしつけは絶対必要でしょうか? しつけは必ず必要です。
2 いちばん大事なしつけは何ですか? アイコンタクトです。
3 3才以上からしつけを始めても大丈夫? 3才からでも十分間に合います。
4 しつけのために叱ることは効果がありますか? ほめるしつけ方法をオススメします。
5 メスとオス、どちらがしつけやすい? どちら、とは言えません。
6 おやつがないと言うことをきいてくれません。 大丈夫、ちゃんとしつけができています。
7 おやつに興味がない犬にしつけを教える方法は? 食事量を調整する工夫をしてみましょう。
8 ごはんをくれる人の言うことを聞きやすいって本当? 本当です。
9 食事前に「マテ」はさせた方がいいの? 適度な時間であればOKです。

 

Question①: 犬のしつけは絶対必要でしょうか?

Answer: しつけは必ず必要です。

 

しつけは飼い主さんと愛犬が一緒に人生を歩んでいくための必要なルールと言えます。

また、人里離れた環境で生活するのであればいざ知らず、周囲の人との関わりがある環境で大半の飼い主さんは生活するはずで、犬のしつけは周囲に対する最低限のマナーでもあるかからです。

家族や周囲と共存するためにも、愛犬には最低限のルールを教える必要があります。

質問にもあるように、しつけをすることでは『怒る』ことではありません。

飼い主さんと上手にコミュニケーションを取ったり、周囲の人からも愛犬が受け入れてもらいやすくなるための教育でもあります。

しつけを行うことで、結果として愛犬も飼い主さんも生活がしやすくなるし、行動範囲も広がります。

しつけは愛犬とのワンダフルライフを謳歌するためにもある程度は必要であるということを知っておきましょう。

 

Question②: いちばん大事なしつけは何ですか?

Answer: アイコンタクトです。

 

インターネットや書籍でも犬のしつけに関する情報で溢れています。

実際しつけにも色々ありますし、全てのコマンドを教えさせることができる飼い主さんはほとんどいないでしょう。

『ハウス』『オスワリ』『トイレ』など覚えさせたいコマンドは色々とありますが、そうしたコマンドを教えるためにもまずは飼い主さんと愛犬のアイコンタクトが最重要だと考えます。

アイコンタクトをしっかりとることで愛犬から目の前の飼い主さんに注目してくれるようになります。

目を合わせることで意思疎通がグッっと取りやすくなり、アイコンタクトを続けるうちに愛犬からも目を合わせてくれるようになるでしょう。

しつけだけでなく、愛犬との生活の全てにアイコンタクトは必要です。

愛犬と飼い主さんとの信頼感が高まり、しつけももちろん、毎日の生活が楽しくなること間違いなしです。

 

Question③:3才以上からしつけを始めても大丈夫?

Answer: 3才からでも十分間に合います。

 

しつけの必要性を感じた時がしつけのはじめ時です。

もちろん愛犬を向かい入れた直後からしつけを開始するのに越したことはありませんが、いくつになってもしつけの手遅れということはありません。

寝たきり状態でなければ10才を超えてからでもしつけをすることは可能です。

まずは『オスワリ』『マテ』などの生活に必要性が高いコマンドから優先的に教えていくとしつけがしやすくなります。

大切なのは焦らずゆっくりとしつけをしていくこと、愛犬がストレスを感じない程度に一日のしつけの時間を調節することです。

コマンドを覚えたら思いっきり褒めてあげましょう。

愛犬も褒められることで、コマンドを覚えるといいことがあると理解するようになります。

遊びの感覚でしつけを楽しめると理想的ですね。

おやつを使ったしつけも効果的ですので、もう既に手遅れと思わず、しつけの必要性を感じた時から是非チャレンジしてみて下さい。

 

Question④: しつけのために叱ることは効果がありますか?

Answer: ほめるしつけ方法をオススメします。

 

人間の子供を厳しく叱ってしつけを行い、仮にそのお子さんが素晴らしい大人になったからといって、それは犬の世界には当てはまるわけではありません。

犬は人間のように複雑な言葉を理解することができないので、飼い主さんに叱られると、その雰囲気(オーラ)や言葉尻の激しさ、飼い主さんの怖い表情などに恐怖を感じてしまうのです

こうした感覚は逆に人間よりも犬の方が優れていると言えるのですが、厳しい叱責を受けると犬は恐怖を感じ委縮してしまう、強いストレスを感じることになります。

ましてや愛犬をしつけのために叩いたりするなど論外です。

絶対に止めましょう。

愛犬との良好な関係を築きつつ、上手に社会性を養ってもらうためのしつけの方法は、ズバリ『ほめてしつける』ことです。

コマンドを覚えたり、飼い主さんの言葉を理解できたりしたときは思いっきりほめてあげましょう。

犬は飼い主さんからほめられたいのです。

飼い主さんのほめる言葉と愛情で、愛犬はすくすく成長していきます。

ただし、しつけがどうしてもうまくいかない時は専門家の助言を求めることも一つ有効な手段です。

 

Question⑤: メスとオス、どちらがしつけやすい?

Answer: どちら、とは言えません。

 

これはよく聞かれることが多い質問なのですが、メスとオス、どちらの性格がしつけがしやすいかという判断はできません。

去勢手術を受けた後の男の子は比較的穏やかな性格の子が多い印象ですが、これも個人的な感覚が多分に影響しており、一概にどちらがという結論には至らないです。

犬種によって基本的な性格の違いがある、という話もよく耳にすると思いますが、日本では人気のトイ・プードルの全員がしつけがしやすいかというと恐らくそうではないと感じると思います。

犬種によって多少の傾向はあるにせよ、やはり一番大きな要素はその子の『性格』によるところが大きなポイントになるでしょう。

どんな子でも性格は個性であり、人間にとって都合がよい=性格がよいわけではありません。

愛犬の性格にあったしつけやコミュニケーションを取ることで、必ず良い関係性を築いていくことができますので、ご縁があった子を大切にして下さいね。

 

Question⑥: おやつがないと言うことをきかないのですが大丈夫でしょうか?

Answer: 大丈夫、ちゃんとしつけができています。

 

ご褒美(おやつ)は犬のやる気のもとです。

おやつを使って言うことを聞いてくれるなら、十分いい子ですし、しっかりとしつけができていると言えます。

ただおやつも与え過ぎは健康面で問題がありますので、量はほどほど、使いどころをしっかり意識しましょう。

あまりおやつをあげたくない場合は、おやつをあまり見せびらかさずに与えましょう。

少しずつこれを繰り返していくことで徐々におやつを与える回数を減らしていくことができます。

 

Question⑦: おやつに興味がない犬にしつけを教える方法は?

Answer: 食事量を調整する工夫をしてみましょう。

 

しつけを集中的に行う日は、朝のご飯を抜いてみるなど少し空腹の状況を作って取り組んでみて下さい。

愛犬がお腹が一杯でおやつにあまり興味がない可能性があります。

また、現在与えているおやつ自体が愛犬にとって魅力的ではない可能性もあります。

おやつを変えてみる、茹でた野菜を与えてみる、嗜好性の強いもの(ニオイの強めのドライフードやチーズなど)を試してみるなど、色々と工夫してみることで、愛犬の好きな食材を見つけることができるでしょう。

お気に入りを見つけることができれば、その食べ物を使ってしつけに取り組んでみて下さい。

 

Question⑧: ごはんをくれる人の言うことを聞きやすいって本当?

Answer:本当です。

 

犬にとっては毎食のご飯やおやつはかなり魅力的なモノであることは間違いありません。

家族でご飯をあげる係が決まっていると、どうしてもその人に対する印象がよくなります。

しかし、あまり特定の人ばかりがご飯係になってしまうと、結果的にその人の言うことしか聞かなくなることもあるので、ご飯をあげる係は当番制などにして、家族全員がまんべんなくご飯を与えられるとよいでしょう。

 

Question⑨: 食事前に「マテ」はさせた方がいいの?

Answer:適度な時間であればOKです。

 

しつけの一環として、ごはんやおやつをあげる時に、あげようとした瞬間に吠えたり飛びついて来たりすることはできるだけ避けたいものです。

そうした犬の行動を一度クールダウンするために「オスワリ」「マテ」などのコマンドを使用することは意味があると言えます。

しかしながら長時間の「マテ」を繰り返したりするのは逆効果。

我慢の時間が長すぎるとかえって愛犬のストレスになり、飼い主さんに対する不信感が高まる可能性があります。

そのため、やるとしても数秒間くらいで留めるようにするとよいでしょう。

 

 

本記事の見解

 

本記事の見解は、当サイト(ワンだふるライフ)の運営実績に基づいた記事からの引用、専門家の意見やスタッフの飼育経験に基づいたものとなります。

唯一の答えではなく、あくまで読者様の参考になれば幸いです。

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