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犬のしつけの悩みや疑問

【 犬のしつけ 】悩みや疑問一問一答に答えます(まとめ ※随時更新)

愛犬のしつけ。

これは飼い主さんにとっても愛犬にとっても、一生のテーマの一つかもしれません。

人知れずしつけに悩んだり、疑問を持ったりする飼い主さんに送る一問一答のコーナーです。

飼い主さん自身も、しつけに関する見識を深めていきましょう。

記事は質問が更新される度に更新していきます。

 

目次

質問と回答一覧

No. Question Answer
1 犬のしつけは絶対必要でしょうか? しつけは必ず必要です。
2 いちばん大事なしつけは何ですか? アイコンタクトです。
3 3才以上からしつけを始めても大丈夫? 3才からでも十分間に合います。
4 しつけのために叱ることは効果がありますか? ほめるしつけ方法をオススメします。
5 メスとオス、どちらがしつけやすい? どちら、とは言えません。
6 おやつがないと言うことをきいてくれません。 大丈夫、ちゃんとしつけができています。
7 おやつに興味がない犬にしつけを教える方法は? 食事量を調整する工夫をしてみましょう。
8 ごはんをくれる人の言うことを聞きやすいって本当? 本当です。
9 食事前に「マテ」はさせた方がいいの? 適度な時間であればOKです。
10 フセを覚えさせるコツを教えて下さい。 おやつを使って誘導してみましょう。
11 指示で犬を左側につけるのはなぜですか? 右側に位置しても問題ありません。
12 オテとオカワリは絶対に教えないといけないでしょうか? 必須ではありませんが覚えると便利ではあります。
13 コマンドは英語で言った方がよいのでしょうか? 愛犬が理解できるなら何語でもOKです。
14 外にでると指示を聞いてくれないのはなぜ? 少しずつ外の世界の段階を上げて慣れさせるようにしましょう。
15 愛犬が指示を聞いてくれやすくなるほめ方はありますか? 女優気分で演技してみましょう。
16 夫の言うことは聞くのに私の指示は聞きません。 少し低めの声で指示してみましょう。
17 しつけの練習はいつどれくらいやるべきでしょうか? 朝昼夕5分ずつできるとベストです。
18 「ダメ」をうまく伝える方法はありますか? 何がダメかよりも何をすべきかを教えましょう。
19 多頭飼いは後輩犬のしつけが楽になりますか? そんなことはありません。
20 興奮状態になると全くいうことを聞いてくれません 散歩や遊びでエネルギーを発散させてみて
21 愛犬は私の指示しかきかないですがそれでよいものでしょうか? できれば他の家族の指示も聞けるようになるとよいでしょう
22 10才頃から指示を聞かなくなった愛犬にどう接するべきでしょうか? あきらめずにしっかりと向き合いましょう。
23 指示通りに行動できなくても最後は褒めて終わるべきでしょうか? 最後はほめて終わりましょう。
24 通販利用が増え、チャイムに激しく反応する愛犬に困っています。 置き配を利用しながら吠えを軽減する練習をしましょう。
25 目の前の全てを怖がる愛犬の対処方法を教えて下さい。 地道に教えていくしか方法はありません。
26 愛犬の甘噛みがひどくなって困っています。 思いっきり嚙めるおもちゃをあげましょう。
27 食糞は成犬になれば治りますか? 飼い主さんの対応次第です。
28 保護犬のそそうをしつけることはできますか? 失敗しにくい環境を整えればしつけすることはできます。
29 散歩時にリードを強くひっぱるのでどうすうればよいでしょうか? 「ツイテ」を覚えさせましょう。
30 しつけの仕方は進化しているのでしょうか? 時代と共に進化しています。
31 しつけ教室には通わせた方がよいでしょうか 生活に関するあらゆることを教えています。
32 プロでもしつけが難しい犬はいますか? います。

 

Question①: 犬のしつけは絶対必要でしょうか?

Answer: しつけは必ず必要です。

 

しつけは飼い主さんと愛犬が一緒に人生を歩んでいくための必要なルールと言えます。

また、人里離れた環境で生活するのであればいざ知らず、周囲の人との関わりがある環境で大半の飼い主さんは生活するはずで、犬のしつけは周囲に対する最低限のマナーでもあるかからです。

家族や周囲と共存するためにも、愛犬には最低限のルールを教える必要があります。

質問にもあるように、しつけをすることでは『怒る』ことではありません。

飼い主さんと上手にコミュニケーションを取ったり、周囲の人からも愛犬が受け入れてもらいやすくなるための教育でもあります。

しつけを行うことで、結果として愛犬も飼い主さんも生活がしやすくなるし、行動範囲も広がります。

しつけは愛犬とのワンダフルライフを謳歌するためにもある程度は必要であるということを知っておきましょう。

 

Question②: いちばん大事なしつけは何ですか?

Answer: アイコンタクトです。

 

インターネットや書籍でも犬のしつけに関する情報で溢れています。

実際しつけにも色々ありますし、全てのコマンドを教えさせることができる飼い主さんはほとんどいないでしょう。

『ハウス』『オスワリ』『トイレ』など覚えさせたいコマンドは色々とありますが、そうしたコマンドを教えるためにもまずは飼い主さんと愛犬のアイコンタクトが最重要だと考えます。

アイコンタクトをしっかりとることで愛犬から目の前の飼い主さんに注目してくれるようになります。

目を合わせることで意思疎通がグッっと取りやすくなり、アイコンタクトを続けるうちに愛犬からも目を合わせてくれるようになるでしょう。

しつけだけでなく、愛犬との生活の全てにアイコンタクトは必要です。

愛犬と飼い主さんとの信頼感が高まり、しつけももちろん、毎日の生活が楽しくなること間違いなしです。

 

Question③:3才以上からしつけを始めても大丈夫?

Answer: 3才からでも十分間に合います。

 

しつけの必要性を感じた時がしつけのはじめ時です。

もちろん愛犬を向かい入れた直後からしつけを開始するのに越したことはありませんが、いくつになってもしつけの手遅れということはありません。

寝たきり状態でなければ10才を超えてからでもしつけをすることは可能です。

まずは『オスワリ』『マテ』などの生活に必要性が高いコマンドから優先的に教えていくとしつけがしやすくなります。

大切なのは焦らずゆっくりとしつけをしていくこと、愛犬がストレスを感じない程度に一日のしつけの時間を調節することです。

コマンドを覚えたら思いっきり褒めてあげましょう。

愛犬も褒められることで、コマンドを覚えるといいことがあると理解するようになります。

遊びの感覚でしつけを楽しめると理想的ですね。

おやつを使ったしつけも効果的ですので、もう既に手遅れと思わず、しつけの必要性を感じた時から是非チャレンジしてみて下さい。

 

Question④: しつけのために叱ることは効果がありますか?

Answer: ほめるしつけ方法をオススメします。

 

人間の子供を厳しく叱ってしつけを行い、仮にそのお子さんが素晴らしい大人になったからといって、それは犬の世界には当てはまるわけではありません。

犬は人間のように複雑な言葉を理解することができないので、飼い主さんに叱られると、その雰囲気(オーラ)や言葉尻の激しさ、飼い主さんの怖い表情などに恐怖を感じてしまうのです

こうした感覚は逆に人間よりも犬の方が優れていると言えるのですが、厳しい叱責を受けると犬は恐怖を感じ委縮してしまう、強いストレスを感じることになります。

ましてや愛犬をしつけのために叩いたりするなど論外です。

絶対に止めましょう。

愛犬との良好な関係を築きつつ、上手に社会性を養ってもらうためのしつけの方法は、ズバリ『ほめてしつける』ことです。

コマンドを覚えたり、飼い主さんの言葉を理解できたりしたときは思いっきりほめてあげましょう。

犬は飼い主さんからほめられたいのです。

飼い主さんのほめる言葉と愛情で、愛犬はすくすく成長していきます。

ただし、しつけがどうしてもうまくいかない時は専門家の助言を求めることも一つ有効な手段です。

 

Question⑤: メスとオス、どちらがしつけやすい?

Answer: どちら、とは言えません。

 

これはよく聞かれることが多い質問なのですが、メスとオス、どちらの性格がしつけがしやすいかという判断はできません。

去勢手術を受けた後の男の子は比較的穏やかな性格の子が多い印象ですが、これも個人的な感覚が多分に影響しており、一概にどちらがという結論には至らないです。

犬種によって基本的な性格の違いがある、という話もよく耳にすると思いますが、日本では人気のトイ・プードルの全員がしつけがしやすいかというと恐らくそうではないと感じると思います。

犬種によって多少の傾向はあるにせよ、やはり一番大きな要素はその子の『性格』によるところが大きなポイントになるでしょう。

どんな子でも性格は個性であり、人間にとって都合がよい=性格がよいわけではありません。

愛犬の性格にあったしつけやコミュニケーションを取ることで、必ず良い関係性を築いていくことができますので、ご縁があった子を大切にして下さいね。

 

Question⑥: おやつがないと言うことをきかないのですが大丈夫でしょうか?

Answer: 大丈夫、ちゃんとしつけができています。

 

ご褒美(おやつ)は犬のやる気のもとです。

おやつを使って言うことを聞いてくれるなら、十分いい子ですし、しっかりとしつけができていると言えます。

ただおやつも与え過ぎは健康面で問題がありますので、量はほどほど、使いどころをしっかり意識しましょう。

あまりおやつをあげたくない場合は、おやつをあまり見せびらかさずに与えましょう。

少しずつこれを繰り返していくことで徐々におやつを与える回数を減らしていくことができます。

 

Question⑦: おやつに興味がない犬にしつけを教える方法は?

Answer: 食事量を調整する工夫をしてみましょう。

 

しつけを集中的に行う日は、朝のご飯を抜いてみるなど少し空腹の状況を作って取り組んでみて下さい。

愛犬がお腹が一杯でおやつにあまり興味がない可能性があります。

また、現在与えているおやつ自体が愛犬にとって魅力的ではない可能性もあります。

おやつを変えてみる、茹でた野菜を与えてみる、嗜好性の強いもの(ニオイの強めのドライフードやチーズなど)を試してみるなど、色々と工夫してみることで、愛犬の好きな食材を見つけることができるでしょう。

お気に入りを見つけることができれば、その食べ物を使ってしつけに取り組んでみて下さい。

 

Question⑧: ごはんをくれる人の言うことを聞きやすいって本当?

Answer:本当です。

 

犬にとっては毎食のご飯やおやつはかなり魅力的なモノであることは間違いありません。

家族でご飯をあげる係が決まっていると、どうしてもその人に対する印象がよくなります。

しかし、あまり特定の人ばかりがご飯係になってしまうと、結果的にその人の言うことしか聞かなくなることもあるので、ご飯をあげる係は当番制などにして、家族全員がまんべんなくご飯を与えられるとよいでしょう。

 

Question⑨: 食事前に「マテ」はさせた方がいいの?

Answer:適度な時間であればOKです。

 

しつけの一環として、ごはんやおやつをあげる時に、あげようとした瞬間に吠えたり飛びついて来たりすることはできるだけ避けたいものです。

そうした犬の行動を一度クールダウンするために「オスワリ」「マテ」などのコマンドを使用することは意味があると言えます。

しかしながら長時間の「マテ」を繰り返したりするのは逆効果。

我慢の時間が長すぎるとかえって愛犬のストレスになり、飼い主さんに対する不信感が高まる可能性があります。

そのため、やるとしても数秒間くらいで留めるようにするとよいでしょう。

 

Question⑩: フセを覚えさせるコツを教えて下さい

Answer: おやつを使って誘導してみましょう。

 

愛犬が好むおやつ(ニオイが強いものがオススメ)を手に握り、手を愛犬の鼻先に近づけます。

おやつに気づいたらニオイを嗅がせながらフセの姿勢になるように誘導してみましょう。

愛犬がオスワリができるのであれば、オスワリをさせておやつのニオイを嗅がせながら、手を真下に下ろします。

そのまま、フセの体勢になるように飼い主さんの手を床に沿ってスライドさせながら愛犬が自然とフセの体勢になるように誘導してみましょう。

一方、愛犬がオスワリできない場合は、飼い主さんが床に座り、愛犬がギリギリくぐれる高さまで片方の膝を立てます。

その足のしたをくぐるようにおやつを愛犬の鼻先に近づけ、飼い主さんの膝トンネルをくぐるように誘導してみましょう。

フセの姿勢ができたら、手の中のおやつをあげて下さいね。

なお、愛犬が足腰に痛みや病気がある場合はフセはさせないで下さい。

 

Question⑪: 指示で犬を左側につけるのはなぜですか?

Answer: 右側に位置しても問題ありません。

 

左側の理由は諸説あるようで、軍用犬教育の名残で人間が右手に銃を持てるようにするため、という説や右利きが多いからなどの理由があるようです。

必ず左側である必要はなく、飼い主さんの都合がよく愛犬の安全も確保できるのであれば右側でも構いません。

飼い主さんがおやつをあげる手が空いていれば大丈夫です。

とはいっても日本は左側通行なので、愛犬の安全を考えると左側でもよいかもしれませんね。

 

Question⑫: オテとオカワリは絶対に教えないといけないでしょうか?

Anser: 必須ではありませんが覚えていると便利ではあります。

 

「オスワリ」や「マテ」は愛犬の行動を落ち着かせたり、食事やおやつを与える時にも便利なコマンドである一方、「オテ」や「オカワリ」は指示とういよりも芸に近いものです。

ですので、絶対に覚えさせないといけないかというとそういうわけではありません。

しかし、教えておくとお散歩の後の足ふきや爪切りの時には便利さを発揮します。

もし飼い主さんと愛犬に余裕があるのであれば覚えておいてもよいでしょう。

 

Question⑬: コマンドは英語で言った方がよいのでしょうか?

Answer: 愛犬が理解できるなら何語でもOKです。

 

愛犬が理解できるなら何語でもOKです。

日常会話とコマンドを混同させないように英語でしつけをしている飼い主さんもいるようですが、愛犬が理解できるなら何語でも大丈夫です。

ただ、コマンドは家族全員が同じ言葉で統一していた方が愛犬が混乱せずに済みます。

ですから、家族みんなが言いやすい言葉に揃えておきましょう。

 

Question⑭: 外にでると指示を聞いてくれないのはなぜ?

Answer: 少しずつ外の世界の段階を上げて慣れさせるようにしましょう。

 

外には車や通行人、他の犬など、愛犬にとっては家の中よりも目新しく刺激になるものがたくさんあります。

同じコマンド、しつけを教えるのもかなり難しくなるため、段階的に外の世界で訓練を行うとよいでしょう。

具体的には、初めは家の前などで練習し、できてくるようになると静かで人通りがあまりない道、そして公園など少しずつ刺激の強い場所で段階的に訓練をすると効果が見込めます。

おやつなども使用して、効果的に練習するとよいでしょう。

愛犬がおやつのニオイにも反応せずに集中ができなければ、刺激が強すぎる状態であると考えられます。

愛犬のペースに合わせて徐々にレベルアップしていきましょう。

大切なのは飼い主さんが張り切るあまり、愛犬に早く結果を求めたり、訓練の時間を長く取りすぎてプレッシャーやストレスを掛け過ぎないように気を付けてあげて下さい。

 

Question⑮: 愛犬が指示を聞いてくれやすくなるほめ方はありますか?

Answer: 女優気分で演技してみましょう。

 

愛犬が指示を聞いてくれた時は、それが正しいことだと伝えるためには大袈裟なくらい褒めてあげると愛犬も『良いことをしたんだな』と理解することができます。

恥ずかしいかもしれませんが、飼い主さんは俳優さんになったくらいの気分で思いっきり愛犬を褒めてあげましょう。

飼い主さんから褒められることで愛犬は興奮状態になるため、あまり興奮させたくない時、イタズラなど困ったことをしているのを止めた時などはやや落ち着いたトーンで褒めてあげるとメリハリがでてGoodです。

 

Question⑯: 夫の言うことは聞くのに私の指示は聞きません

Answer: 少し低めの声で指示してみましょう。

 

愛犬はご主人の指示は理解しているのに、質問者様の指示はあまり伝わっていないかもしれません。

少し低めの声で指示してみてもよいかもしれません。

また、犬は家族間の関係性を見て誰の指示を聞くべきか判断していることがあります。しないようにしましょう

遠慮気味な人と堂々としている人がいると、犬が混乱するので態度は家族で統一するとよいでしょう。

また、怒鳴りつけたり厳しく指示をすることは、愛犬が委縮しストレスにもつながるので絶対しないようにしましょう。

 

Question⑰: しつけの練習はいつどれくらいやるべきでしょうか?

Answer: 朝昼夕5分ずつできるとベストです。

 

しつけを始めたばかりであれば、短時間で繰り返し回数を確保することが大切です。

1回のしつけ時間を5分間にして、それを浅・昼・夕方の3回に分けてできればベストです。

練習に慣れてきたら、練習時間を個別に確保するよりも普段の生活の中に自然に取り入れていくと、習慣になって覚えやすくなります。

お散歩の前や食事の前など、毎日の生活に取り込んでみて下さい。

 

Question⑱: 「ダメ」をうまく伝える方法はありますか?

Answer: 何がダメかよりも何をすべきかを教えましょう。

 

犬は人間のように複雑な言葉を理解することは難しいと言われています。

そのため、問題行動をとった時に「ダメ」といわれても何がダメだったのかまでは理解できません。

ダメだったことは何だったのかを伝えるよりも何をしてほしいかを伝えることが大切です。

例えばソファに乗った時は「オリテ」、入ってはいけない場所に入ったら「デテ」など愛犬にして欲しい行動を伝えることで行動が改善されることがあります。

 

Question⑲: 多頭飼いは後輩犬のしつけが楽になりますか?

Answer: そんなことはありません。

 

後から迎えた犬が先住犬の真似をすることあるようですが、それでしつけが楽になるとは言えません。

むしろ真似素する傾向があるならば、その分先輩犬のしつけをしっかりしておく必要があります。

従って質問者様の質問に対する答えは「NO」となります。

多頭飼いは良い面もありますが、時間も教育も費用も掛かるため、迎え入れるかの判断は慎重に行いましょう。

先輩犬との相性もあるので、飼い主さんの安易な判断で受け入れることはオススメしません。

 

Question⑳: 興奮状態になると全くいうことを聞いてくれません

Answer: 散歩や遊びでエネルギーを発散させてみて

 

若く好奇心旺盛な犬は興奮気味になるのはある程度想定内のことです。

きっと体力・エネルギーが有り余っていて、興奮状態になりやすい状態になっているかもしれません。

そうした時はいつもよりも長めに散歩してみたり、おもちゃで遊んだり、愛犬がエネルギーを発散しやすい環境を作ってあげると興奮状態が緩和され、結果として飼い主さんの指示をよく聞くことにつながる可能性があります。

 

Question㉑:愛犬は私の指示しかきかないですがそれでよいものでしょうか

Answer:できれば他の家族の指示も聞けるようになるとよいでしょう

 

愛犬からの特別な信頼は飼い主さんにとってはうれしいに他ならないでしょう。

しかしながら、飼い主さんが急なケガや病気などをした時、もしも災害時など、誰か他の人の助けを借りなければならない可能性もあります。

そんな時に、飼い主さん以外の人の指示が聞くことができるようなしつけができていると、愛犬のためにも飼い主さんのためにもなることでしょう。

 

Question㉒: 10才頃から指示を聞かなくなった愛犬にどう接するべきでしょうか?

Answer:  あきらめずにしっかりと向き合いましょう。

 

10才と言えばシニア期ではありますが、最近は犬の平均寿命も延びています。

10才であきらめるのはまだ早いでしょう。

もしかすると病気の可能性もあるので、心配であればかかりつけの動物病院で一度診てもらってもよいかもしれません。

 

Question㉓: 指示通りに行動できなくても最後は褒めて終わるべきでしょうか?

Answer: 最後は褒めて終わりましょう

 

最後は褒めて終わるとよいのですが、指示通りにできていない状態で褒めてしまうと愛犬が間違った理解をしてしまう可能性があります。

最後に間違えた状態で褒めると、その後の混乱につながってしまうので指示のレベルを少し下げてみてはいかがでしょうか。

愛犬が確実に応えられるレベルの指示に切り替え、成功させてから終わらせましょう。

 

Question㉔: 通販利用が増え、チャイムに激しく反応する愛犬に困っています

Answer: 置き配を利用しながら吠えを軽減する練習をしましょう

 

まずは吠えることをなるべく繰り返させずに、最小限にすることを目指しましょう。

宅配便が多いなら置き配サービスを利用して、チャイムが鳴る頻度を減らす工夫を。

チャイムが鳴ったらオスワリ、マテなどの指示を出して落ち着かせる行動をしましょう。

少しづつ吠える時間を短くするトレーニングをしていきましょう。

 

Question㉕: 目の前の全てを怖がる愛犬の対処方法を教えて下さい

Answer: 地道に教えていくしか方法はありません

 

目に映る全てを愛犬が怖がって吠えたりするのであれば、相当警戒心が強い状態であると言えます。

吠えをすぐに止めさせる方法は残念ながらありません。

少しずつ根気よく吠えを止めさせるように愛犬と一緒に取り組むとよいでしょう。

散歩中に愛犬が吠えそうなものが近づいてきたら、愛犬が気づく前に対象から愛犬を離したり、吠えずにいられたらご褒美を上げて褒めるなど工夫しながら少しずつ吠える回数や時間を減らしていきましょう。

 

Question㉖: 愛犬の甘噛みがひどくなって困っています。

Answer: 思いっきり噛めるおもちゃをあげましょう。

 

これ以上甘噛みが悪化する前に対策をすることをお勧めします。

愛犬が思う存分噛めるゴム製のおもちゃなど与えてみましょう。

手の甲が苦くなる無害なスプレーを手に塗っておくこともオススメです。

飼い主さんの手を噛むと嫌な味がすると思えるので甘噛みしづらくなります。

ただし、長期間やり続けると人間の手を嫌がるようになるため、短い期間で行うようにして下さい。

 

Question㉗: 食糞は成犬になれば治りますか?

Answer: 飼い主さんの対応次第です。

 

成犬になれば治るケースもあるようですが、食糞がクセになる犬もいます。

ですので一概に成犬になれば食糞が治るとは言えません。

愛犬がウンチをする時間帯をなるべく把握しておき、愛犬が口にする前に素早く片付けましょう。

愛犬がウンチを口にした時に飼い主さんが過剰反応をすると面白がって繰り返すこともあるので、無表情で対応しましょう。

また、ウンチはすぐにさっと回収することが大切です。

ウンチを取られたと思い、隠れて食糞をするようになる犬もいるため、愛犬の気をそらして素早く回収するようにしましょう。

 

Quiestion㉘: 保護犬のそそうをしつけることはできますか?

Answer:失敗しにくい環境を整えればしつけすることはできます。

 

犬にとっては、環境が変わるタイミングが新しいことを覚えやすいタイミングだと言えます。

ですので寧ろ飼い主さんの家にやってきた時がチャンスです。

そそうしにくい環境を整えてあげることが、正しい場所でトイレを覚えやすくなることに繋がります。

そのためには、広めのクレートとトイレを用意しましょう。

愛犬が正しい場所でトイレができるように広いサークルの一角にトイレを設置し、日ごろはその中で生活させることがオススメです。

愛犬と毎日生活する中で、大体のトイレのタイミングが分かってくれば、その時間帯にクレートで過ごさせるなど、愛犬が正しい場所でトイレができる可能性を高めるための行動をしましょう。

 

Question㉙: 散歩時にリードを強くひっぱるのでどうすうればよいでしょうか?

Answer:「ツイテ」を覚えさせましょう。

 

愛犬の安全のことを考えると、その状況は改善すべきです。

愛犬が飼い主さんに合わせて歩けるように、「ツイテ」を教えましょう。

通行人や人の車の少ない広めの道で、愛犬と一直線に歩きながらときどきアイコンタクトをして歩けるように練習しましょう。

「ツイテ」のコマンドで歩き始め、飼い主さんは片手にフードを持ちましょう。

歩きながら定期的にフードを与え、愛犬が飼い主さんと並行して歩けるようになったら褒めてあげましょう。

愛犬がリードを強く引っ張ると、その進行方向とは逆に「ターン」しましょう。

そうすることで、リードを強く引っ張ると、進みたい方向にうまく進めないんだなと愛犬が理解し、リードを強く引っ張らないということを覚えます。

 

Question㉚: しつけの仕方は進化しているのでしょうか?

Answer: 時代と共に進化しています。

 

犬と人間は遥かの昔からパートナーとして歩んできた歴史があります。

人間の暮らしが変わるとともに犬とのかかわり方も変化しています。

現代においては動物の習性や行動に関する研究も進んでおり、以前に比べてはるかに犬のことに関する情報が明らかになってきました。

こうした研究が進むことにより「どうしたら愛犬と快適な生活が送ることができるか」というしつけに関する方法も発展してきました。

これからももっともっとしつけの方法は改良され、愛犬とより快適な生活を送ることができるようになるのではないでしょうか。

 

Question㉛: しつけ教室には通わせた方がよいでしょうか

Answer: 生活に関するあらゆることを教えています。

 

しつけ教室は生活に関するあらゆることを教えています。

散歩時に必要となるリードの持ち方から、コマンド、他の人間や犬に慣れされるための社会性を養うレッスンなど多岐に渡ります。

個人レッスンではトレーナーが飼い主さんの自宅に訪問し、生活環境やその他の問題がないか細かくチェックして指導してくれます。

しつけに悩んでいるのであればしつけ教室の門を叩いてみてはいかがでしょうか。

 

Question㉜:  プロでもしつけが難しい犬はいますか?

Answer: います。

 

過去のトラウマから人間不信に陥り、手が付けられないほど暴れる犬もいます。

トレーナーさんよりも体格も大きく、本気で噛みついてくるような犬を相手にするのは非常に危険で重大な事故につながることもあります。

そうした場合は、体格も大きく力の強い男性トレーナーの方が向いている場合もあります。

トレーナーさんだからといってすべての犬の訓練ができるというわけではないんですね。

 

本記事の見解

 

本記事の見解は、当サイト(ワンだふるライフ)の運営実績に基づいた記事からの引用、専門家の意見やスタッフの飼育経験に基づいたものとなります。

唯一の答えではなく、あくまで読者様の参考になれば幸いです。

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