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犬の散歩時の行動20|動かない・座り込むなどの本当の意味を教えます

愛犬を散歩に連れていくとき、実に色々な行動をしていませんか。

一見するとよく理解できない不思議な行動にも、ちゃんとした意味があるのです。

突然動かなくなったり、はたまた座り込んだり、様々な行動やしぐさに隠された本当の意味を解説します。

 

① 散歩に行くよと声をかけると興奮して噛みついてくる

 

散歩という言葉に反応して噛みつくのは、嬉しい気持ちがMAXの状態と考えられます。

嬉しすぎて高ぶる気持ちが『噛み』となって表れているのです。

噛みつきに困っているようでしたら、無視して淡々と散歩の準備をしましょう。

 

② 散歩の準備中に耳を倒して楽しそうに歩き回っている

先ほどの噛みつきと違い、耳を倒して周囲を歩き回っているのは、高ぶる嬉しい気持ちを控えめに表現している仕草だと言えます。

耳を倒すのは警戒を表す仕草なのですが、そのしぐさをしながら楽しそうに周囲をウロウロ、歩き回っているのは、嬉しさを控えめに表現していると考えられます。

 

③ 散歩前は不機嫌なのに外に出たら上機嫌になる

 

散歩の準備中は不機嫌なのは、リードや洋服を着用されるのを嫌でガマンをしている可能性があります。

おやつなどをあげながら準備をすると、ガマン度も少し和らぐでしょう。

散歩には行きたいけど、体を拘束されるのは嫌だという愛犬の何とももどかしい気持ちの表れと言えます。

 

④ 散歩中に道中の葉っぱなどに噛みつく

 

散歩していると、道中周辺の葉っぱなどに急に噛みつくことがありませんか。

その行動は、もっと調べたい、という愛犬の気持ちの表れのようです。

犬は気になるものがあると口の中に入れて調べようとする修正があります。

葉っぱなどの動きが不思議で思わずパクッとしてしまうことがあるようです。

むやみに口の中に入れてしまうのも、時には危険性を孕みますので、リードを短めに持つなどして対応しましょう。

 

⑤ 電車が通ると吠え、通貨すると大人しくなる

大きな音を立てて近づき、去っていく大きな物体。

電車は散歩慣れしていない犬にとっては時に驚異的な存在となります。

警戒心が強くなると吠えるという行動に繋がり、電車が通過していると『追い払うことができた』と思い、大人しくなるようです。

 

⑥ 地面のニオイをかいで、『ビクッ』とする

 

地面についた他の犬のニオイが、予想外に強そうな犬だったり、苦手と感じる犬でおどろいている可能性があります。

嗅覚が強い犬ならではの行動だと言えるでしょう。

 

⑦ 止まっている車にだけ吠える

 

動いている車には吠えずに、止まっている車にだけ吠える行動は、止まっている車は怖くないから強気に出ている可能性があります。

基本的にはビビりですが強気な一面も持っているチワワなどの犬種に多くみられる行動です。

 

⑧ ウンチしたくなると急に走り、急に止まってウンチをする

 

子供がトイレを我慢していると落ち着きがなくなるように、犬は排泄欲が高まると走ってその気持ちを発散させようとすることがあります。

気持ちがピークになったところで排泄をするので、飼い主さんにとっては急に排泄するように見えるのです。

 

⑨ 散歩中に突然動かなくなり、飼い主さんを見てくる

 

散歩中に急に立ち止まり飼い主さんを見る行動は、飼い主さんの注意を引こうとしている気持ちの表れだと考えられます。

散歩が嫌なわけではなく、飼い主さんにもっと注目してほしいと考えている可能性があります。

散歩中に目を合わせたり、話しかけたりしながら散歩をすると愛犬は満足してくれるかもしれません。

 

⑩ 体が汚れそうな場所に背中をスリスリする

 

草むらや土の上などの汚れそうな場所に背中をこすりつけたいのは、ニオイに包まれたいという欲求の現れです。

草むらや土の上などには様々なニオイが混じっています。

犬は多くのニオイに包まれたいので、ニオイを体に付着させようと必死になってスリスリしています。

 

⑪ 電柱ごとに止まってニオイを嗅ぐ

電柱ごとに止まって熱心にニオイを嗅いでいるのは、周囲をくまなく調査しようとしている気持ちの表れです。

電柱には多くの犬のニオイが付着しているので、他の犬のニオイを嗅いでくまなく調査していると考えられます。

 

⑫ 飼い主さん同士で話し込んでいると吠える

『早く帰りたい』という気持ちの表れにも取れますが、実際は寂しいと感じていて自分も仲間に入れてほしいという気持ちの表れだと考えられます。

無視しすぎると愛犬が散歩嫌いになることもありますので、立ち話はほどほどにしましょう。

 

⑬ 決まった場所に来ると、必ず堀り掘りする

 

この行動はマーキングの一種です。

犬は肉球から汗をかくので、その汗のニオイを土などと一緒に拡散させて自分の存在を他の犬にアピールしたいのでしょう。

自分の縄張りを確保したいという気持ちの表れです。

 

⑭ 外でだけ足をあげてオシッコをする

 

室内では足を上げないのに外でだけ片足を上げてオシッコをすることがありませんか。

家でするオシッコは生理的なもの、外でするオシッコじゃマーキング的要素が強い傾向があります。

強い相手がいる外の世界では、自分の存在を主張したいと考えているのです。

 

⑮ 外でオシッコする時逆立ちのようなポーズをする

片足を上げてオシッコをするより、より高い場所にマーキングをしたいと考えた結果が逆立ちの姿勢になったと思われます。

他の犬のニオイを消して、自分の存在感を強くアピールしたいという気持ちの表れです。

 

⑯ 長い草のあるとことに隠れてウンチをする

 

排泄を見られるのが恥ずかしいのかと考えてしまいそうなこちらの行動ですが、違った意味合いを持っています。

排泄時は無防備な状態になってしまうため、『敵から隠れたい』という防衛本能の表れだと考えられます。

 

⑰ 家に近づくと他の犬に対して威嚇の態度をとる

 

自分の家の近辺はよく知っているため、強気になっていると考えられます。

自分の家の近辺は自分のテリトリーだと考えており、他の犬に対して激しく吠えたり威嚇のような態度をとることで、ここは自分の縄張りだということを主張しているのです。

 

⑱ 帰宅して服を脱ぐとほふく前進をはじめる

 

外から帰って服を脱ぐとじゅうたんの上でほふく前進をする犬がいます。

苦手な洋服の感触から解き放たれ、その感触をかき消そうとじゅうたんに体をこすりつけて払拭していると考えられます。

洋服が苦手な子には、服を着るための工夫を行うようにしましょう。

 

⑲ 散歩から帰ってくると部屋の中を駆け回る

散歩が楽しすぎてその興奮がまだ止まず、部屋の中でも興奮して走り回っている行動です。

散歩の量が足りないということではなく、充実した楽しい散歩ができている証拠だと言えます。

 

⑳ 散歩の後に玄関前に座って家に入らない

 

これはそのしぐさの通り、散歩がとても楽しかったので名残惜しく、もう少しだけ外の世界を味わっていたいという切ない気持ちのあらわれです。

特に散歩が大好きな犬に見られる傾向で、良い散歩ができていると言えるでしょう。

 

犬の散歩時の行動20|動かない・座り込むなどの本当の意味を教えます まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

愛犬の散歩時の行動、思っていたのと違った意味合いがある仕草も多かったのではないでしょうか。

いずれにしても、いつも自分に正直で全身を使って気持ちを表現してくれる愛らしき存在は、私たちの心を癒してくれることだけは間違いないです。

天気が良い日は愛犬と楽しく、お散歩に出かけましょう。

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