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【 NG10選 】今すぐやめてほしい愛犬のフードの食べさせ方

愛犬がフードを食べない、あるいは食べすぎるなど、フードに関する悩みを抱える飼い主さんは多いものです。

しかし、実のところ飼い主さんのフードの与え方が悪影響を与えているケースがあることをご存じでしょうか。

この記事では、愛犬が健康的な食生活を送り、長生きしてほしいと願う飼い主さんのために、もしやっていしまっていたら今すぐにやめてほしいフードの与え方について特集します。

効果的なフードの与え方についてももちろんご紹介していますので最後まで読んでみて下さいね。

なお、本記事はいぬのきもちを参考文献として構成しています。

 

NGなフードの与え方①: 食べきるまでフードを置きっぱなしにする

 

愛犬が小食である場合に飼い主さんがやってしまいがちな行動です。

フードのパッケージに記載している適量を与えても愛犬が完食してくれないため、食べるまでフードを放置してしまうというパターンです。

この場合、愛犬は自分の好きなタイミングで食事ができるお勘違いしてしまい、食べムラを助長してしまう可能性があります。

衛生的にもフードの置きっぱなしはよくないので、20分~30分様子を見て食べきれなかったフードはそのまま捨てましょう。

2~3時間たったら残した分と同じ量のフードを与えてみて下さい。

 

NGなフードの与え方②: 食いつきをよくするためトッピングする

 

こちらも小食な愛犬に対してやってしまいがちな行為です。

食いつきをよくするために、ドライフードにおやつや肉類のトッピングを追加することで愛犬の食欲が一時的に改善することはあります。

ただし長い目で見るとオススメはできません。

犬は味やニオイが強いものを好みます。

おやつや肉などのトッピングを続けていると、トッピングを亡くした時に食べなくなる可能性があります。

ドライフードだけで食べられる工夫をすることが必要です。

食いつきをよくするための方法ですが、一日の散歩(運動)量を増やすことも有効です。

いつもよりも散歩の時間を10分~30分増やすだけでも食欲に変化がでることがあります。

健康にもよいので、試してみて下さい。

ちなみに、神経質な犬の場合は周囲の環境が気になって食いつきに影響がでることもあります。

いつもと違う環境(場所)でフードを与えることも試してみて下さい。

 

NGなフードの与え方③: おやつの与え過ぎ

 

フードよりおやつの方が好きな犬は残念ながらおおいのですが、おやつが主食になってしまうほど与えすぎるのは問題です。

ベースとなるフードで必要な栄養を摂ることができず、またおやつはカロリーが高めなので肥満の原因にもなります。

おやつを与える目安としては、1日のフード量夫10パーセント以内に留めましょう。

適正量は意外と少ないので、愛犬が喜ぶからといっておやつを与え過ぎるのは注意して下さい。

 

NGなフードの与え方④: フードの量をいたずらに増やす

 

今度は愛犬の食欲が旺盛なパターンで起こりがちなケースです。

フードの与え過ぎは肥満の要因になります。

個体差がありますが、適正量を与えていて、それでもフードを欲しがる場合はスキンシップ不足などフード以外の部分で満たされていない可能性が高いと言えます。

愛犬と遊びやマッサージをする時間などを増やすと、飼い主さんと触れ合う機会も増え食欲過多の改善につながることがあります。

 

NGなフードの与え方⑤: ネットで見かけた手作りご飯を毎日与えている

 

愛犬の健康を考えて手作りご飯にチャレンジしたいと考えることは愛情あふれることですが、総合栄養食であるドッグフードの栄養範囲を手作りご飯で毎日賄っていくことは至難のワザです。

品質のよいドッグフードはそれだけ犬に必要な栄養バランスを考慮して生産されています。

ネットの情報は根拠に乏しいものもあるので、手作りできそうだという理由だけで安易に試してみるのはやめておいた方がよいでしょう。

手作りご飯を食べさせたいと考えているなら、通信講座などで正しい栄養学を学んで実践することをオススメします。

また、全ての食事を手作りフードにするのではなく、最初は週2回などと決めてあくまでメインは品質のよいドライフードをベースに食事を組み立てる方法が有効です。

 

NGなフードの与え方⑥: フードの種類を頻繁に替えている

 

愛犬の好みを探したいという理由でフードを頻繁にかえることも実はNGな行為だったりします。

体調不良を起こしたり、変化を嫌ってあまり食べなくなったりすることがあります。

犬は人間と違い、基本的には毎日同じものを食べることで安定します。

年齢別のフードに切り替える、病気になったため療法食に替えると言ったことがないのであれば、毎日同じ種類のフードを決まった時間、決まった量与えるのが愛犬の健康にとってベストな選択肢です。

 

NGなフードの与え方⑦: シニアになったので回数を1日1回に減らす

 

『食べないから』『胃腸の負担を減らしたい』愛犬がシニアになることで、こうしたことを考えて飼い主さんがご自身の判断で食事の回数や量を減らすのは実は非常に危険な行為です。

愛犬の食欲が低下したから食事の量や回数を減らすのではなく、フードをふやかして与えるなどあくまで愛犬が適量の食事を食べてくれるために力を注ぎましょう。

また食事のプランは獣医師に相談することもオススメです。

シニア犬の食欲低下は体調不良のことも多いので、食事量に迷ったらr獣医師に相談してみましょう。

 

NGなフードの与え方⑧: 興奮した状態のまま食事を与えている

 

食事の前に愛犬のテンションが上がることはしょうがないことですが、興奮状態のまま吠えたり、飛びついたりしているときに与えるとそれらの行動を悪化させてしまいます。

つまりワガママな犬になってしまうということです。

こうした場合の有効な対処法は『オスワリ』コマンドです。

フードはコマンドを出してコマンド通りの行動ができたら与えましょう。

オスワリすることで落ち着くことができたらご飯が食べられると覚えてくれると、フードを食べさせやすくなりますよ。

 

NGなフードの与え方⑨: 同居犬と一緒に食べさせている

 

多頭飼育しており、同じ時間に同じ場所で食事を与えている場合は注意が必要です。

フードを取り合ったり、早食いになることがあります。

また、食べるペースが異なると食べるのが遅い犬がストレスを感じやすいのです。

こうした場合の対処法としては、別々のクレート内で食事を与えることが有効です。

それぞれの犬をクレートに入れて閉めた状態で食事を与えると、愛犬も安心して食事することができるのでオススメです。

 

NGなフードの与え方⑩: 食事中に愛犬の体をなでる

 

フードは愛犬のペースで食べさせるようにすることが大切です。

犬の性格にもよりますが、食事中に飼い主さんが近くをウロウロしたり、直接触ったり、つまり愛犬の食事のペースを見っ出すようなことをすると早食いにつながることがあります。

大切なフードを取られまいと、飼い主さんに噛みつくなど攻撃行動に出る犬もいるため注意が必要です。

愛犬が食事中は邪魔せずに優しく見守ってあげて下さい。

子犬やシニア犬など、食事を見る必要がある場合以外は、食事中は愛犬と少し距離を取ってじっと見つめずに見守ると愛犬も安心して食事することができますよ。

 

【 NG10選 】今すぐやめてほしい愛犬のフードの食べさせ方 まとめ

いかがでしたでしょうか。

飼い主さんが思いのほかやってしまっているパターン、あったのではないかと思います。

愛犬のことを思うあまり、フードの与え方も様々な方法を実践している飼い主さんも多いでしょう。

しかし中には逆効果や健康上の危険につながるフードの食べさせ方もあるため、正しい知識を身に着けて愛犬と健康ライフを送れることを切に願います。

愛犬のフードに関する様々な記事がありますので、ご紹介します。

 

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