今回は愛犬と泊まれる東北の宿を中心に、オススメの旅行ルートをご紹介します。
2泊3日で山形(米沢市/小野川温泉)と福島(会津若松/会津東山温泉)を縦断しました。
前回の記事では、山形県米沢市をめぐるルートをご紹介しました。
後半となる今回の記事は、福島県(会津若松市)の旅の模様をお届けします。
- 1 【 犬と泊まれる宿 】愛犬と旅行する山形&福島: 旅行全行程
- 2 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 山交バスで米沢駅へ(10:17)
- 3 ペットと泊まれる山形&福島旅行: レンタカーで福島方面へ(11:00)
- 4 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 大内宿(おおうちじゅく)へ(12:30)
- 5 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 【 ねぎそば 】を食す(13:00)
- 6 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 庄助の宿 瀧の湯 にチェックイン(15:00)
- 7 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 米沢駅へ出発(10:00)
- 8 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 堂森善光寺に出発(12:00)
- 9 ペットと泊まれる山形&福島旅行: 駅弁を購入し東京へ(14:38)
- 10 ペットと泊まれる山形&福島旅行: まとめ
【 犬と泊まれる宿 】愛犬と旅行する山形&福島: 旅行全行程
まずは今回の旅行の全工程です。
東京駅を出発し、2泊3日で山形(米沢市)と福島(会津若松市)を縦断します。
山形&福島旅行のポイント①
今回の旅行のポイントは、米沢駅前からレンタカーを借り会津若松に移動しましたが、最終日にまた米沢駅までレンタカーで戻ってきたということです。
レンタカーは借りた場所とは違う場所で返却することもできるので、米沢から移動先の会津若松市内で車を返すこともできました。
このことを【 乗り捨て 】というのですが、乗り捨てには乗り捨て料金が掛かります。
大体どこのレンタカー会社でも、乗り捨てには8,000円程度掛かります。
その費用がもったいないので、最終日は会津若松市から米沢まで戻り、米沢から新幹線で東京に帰りました。
会津若松から新幹線で東京に移動するのと、米沢駅から東京に移動するのは実は千円位しか差額がないので、こちらの方がお得だったのです。
山形&福島旅行のポイント②
お宿はもちろん温泉に宿泊しました。
食事が部屋食のプランを選んだため、愛犬を食事の時間一人にさせずにすみました。
また、温泉宿を十分に楽しむために、チェックインの開始時間には温泉宿に到着できる旅程にしました。
また、タクシーなどは使わずに、公共の交通機関で移動を全てまかなえるプランにしました。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 山交バスで米沢駅へ(10:17)
旅行2日目はお宿近くのバス停(小野川温泉)からバスに乗り、米沢駅を目指します。
こちらが山交バスの時刻表ですので、時間をよく確認しておきましょう(1時間に1本ないです)
料金は590円です。
ICカードや1万円札は使用できませんので、千円札か小銭を準備しておきましょう。
米沢駅に着いたらレンタカーを借ります。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: レンタカーで福島方面へ(11:00)
山形駅目の前にある日産レンタカーで車を借ります。
米沢から福島県会津若松市までは車で90分程度ですが、それだと2日目のお宿のチェックイン時間よりずいぶんと早く到着するため、途中寄り道をします。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 大内宿(おおうちじゅく)へ(12:30)
大内宿(おおうちじゅくと読みます)は米沢駅から車で2時間ほどの場所です。
初めて見る景色にわくわくしながら、車を走らせます。
予定より早めに到着しました。
大内宿では観光と郷土料理の【 ねぎそば 】を頂きます。
駐車場に車を止めて(駐車料金:一律500円)いざ出発。
福島県南会津【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、昭和56年には国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
この大切な村・宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観の保存にと伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいます。
夜にはこんな感じになるようです。
名称 |
奥会津の観光スポット「大内宿」|大内宿観光協会 |
---|---|
フリガナ | オオウチジュクカンコウキョウカイ |
住所 | 〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大字大内 |
TEL / FAX | 0241-68-3611 / 0241-68-3611 |
公式サイト | http://ouchi-juku.com/ |
お問合せはこちら |
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 【 ねぎそば 】を食す(13:00)
大内宿にはペット同伴可能なお蕎麦屋さんがあります。
こちらが大内宿のマップなのですが、鳥居を超えた先にある【 玉川屋 】さんは、ペット連れでねぎそばを食べることができるのです。
看板には堂々の『ペットもどうぞ』の文字が。
ありがたく入店させて頂きます。
なんと熊料理もあるようです。
山の中なので、熊も出没するのでしょうか・・・
メニューにあるねぎそば(1,000円)を注文します。
そしてこちらがお目当てのねぎそばです。
なんと、ネギが1本丸ごと乗っています。
どうやって食べたらいいのか悩みます。
わたしの分はないのでしょうか?(ありません)
ねぎそば誕生の経緯
会津のそばは、昔は祝いの席や徳川将軍への献上品だったため「切る」というのは縁起が悪いとされ、ねぎを切らずにそのまま使ったのが始まりだと言われています。
その一方で大内宿の「ねぎそば」は、地元の『三澤屋』が30年ほど前に始めたメニューだそうです。
「小さいお椀にねぎを挿して子孫繁栄を願う風習がある」という話をお客から聞いて発想を得たそうです。
会津のそばのルーツは高遠そば。辛味大根に類似する生ねぎの辛味が共通した味わいだったと思われます。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 庄助の宿 瀧の湯 にチェックイン(15:00)
大内宿を後にし、2日目の宿泊先である【 会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯 】を目指します。
会津東山温泉街に入る前に、飲み物やおやつなどは調達しておきましょう。
道中の県道沿いにたくさんの大型店舗が立ち並んでいるため、買い物に困ることはないと思われます。
そして無事に宿泊先に到着しました。
大型の宿ですが、かなりキレイに手入れされています。
こちらが入口です。
内装よし、設備充実、浴衣レンタルまでできちゃいます。
館内にはお土産屋さんもあり、旅行客にはうれしいですね。
ペット連れの宿泊客は、専用宿舎(5階)に案内されます。
こちらがお部屋です。
広いしきれいだし、間接照明で落ち着くし、文句なしの客室だと思います。
温泉は内湯と露天、どちらもあります。
温泉から清流を眺めることができて、眼の保養になります。
こちらが露天から眺めた景色です。
清流のアップダウンが激しく、その様はまさに滝のよう。
庄助の宿 瀧の湯 というネーミングも納得です。
そしてこちらがお待ちかねの夕食です。
お味も素晴らしく、ボリュームも満点です。
なんとメイン料理が2品もあったので驚きました。
温泉のロケーション、お宿の内容、ともに大満足でした。
会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯 はこちらの記事で詳細にレポート&レビューしています。
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ペットと泊まれる山形&福島旅行: 米沢駅へ出発(10:00)
迎えた最終日ですが、10:00にチェックアウトをして米沢駅に向かいます。
米沢で借りたレンタカーを別の場所(福島)で乗り捨てすると、乗り捨て料金が8,000円ほど掛かります。
比べて電車代はそこまで大きく変わらないため、米沢駅にレンタカーを返しに出発します。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 堂森善光寺に出発(12:00)
米沢駅から徒歩30分程度歩いたところに、前田慶次の供養塔がある堂森善光寺があります。
前田慶次といえば、隆慶一郎/原哲夫先生の花の慶次で一躍有名になりました。
天下無双の傾奇者(かぶきもの)として、戦国時代に華をそえた人物として知られています。
そんな前田慶次の供養塔が近くにあるとあっては、手を合わせにいかなければならないでしょう。
本当にこの先にあるのか、という位信じられないような県道をひたすら歩みます。
ひたすら一本道なのですが、本当にたどり着くか少し不安です。
看板を見つけました(よかった・・・)
この道を右に入りしばらく歩くと堂森善光寺が左手に見えます。
〒992-1126 山形県米沢市万世町堂森山下375
電話 0238-28-1638 FAX 0238-49-9106
【福島方面から】 国道13号線沿い「レストランビッキ石」様交差点を右折して約1.3km
【山形方面から】 国道13号線米沢バイパス沿い「ホテルルートイン」様交差点を左折して約1.6km
徒歩の場合
JR米沢駅東口より、東方に約2.3km、堂森山の南面の麓
碑 文
前田慶次利貞は加賀藩主前田利家の甥、叔父利家に仕えて小田原攻めに参戦、 後己を知る天下唯一の武将として直江兼続を知りその主、上杉影勝公に生涯を託した。慶長五年、最上討伐には直江と共に出陣、大いに戦い殿軍をつとめ完全撤退を果たして戦史に名を留めた。後、この地堂森に居を賜り、邸を「無苦庵」とよび悠々自適この地を愛し郷民と親しみ、慶長十七年六月四日七十歳の生涯を閉じた。慶次は天性豪放磊落奇行に富み、文武勿論広く諸芸道に通じ、無苦庵記・道中日記・亀岡文殊奉献和歌がある。前田邸址 慶次清水 月見平に 今も慶次は生きている。引用:堂森善光寺Webサイト
ペットと泊まれる山形&福島旅行: 駅弁を購入し東京へ(14:38)
来た道を引き返し、往復1時間掛けて運動しました。
新幹線を待つ間の時間で駅弁を購入します。
米沢駅前にあるこちらのお店にお邪魔して、駅弁を購入しました。
〒992-0026 山形県米沢市東三丁目1-1
TEL. 0238-22-1311
FAX. 0238-22-1312
米沢駅前で駅弁を買うなら、ここと後もう一軒の2択となります。
牛肉どまん中弁当なるものが有名なようです。
米沢は米沢牛がブランドなので、駅周辺にはかなりの数のステーキ屋さんがあるのも面白いです。
今回はビビンバどまん中弁当(左:1,500円)、牛肉どまん中弁当(右:1,250円)を購入しました。
夕方に無事東京駅に到着し、今回の旅は終了です。
ペットと泊まれる山形&福島旅行: まとめ
やっぱり東北は良かったです。
済んだ空気に美味しい食べ物、外は寒いけど人々は温かく、ゆったりとした空間をたっぷりと堪能することができました。
東北へ愛犬を連れて旅行に行くことを考えている方は、是非参考にして頂けるとうれしいです。
今回の東北旅行記は旅行編とお宿レビュー編で当記事を含めて4記事となっています。
旅行初日(山形県米沢市編)の記事です。
■ 【 犬と泊まれる宿 】愛犬と旅行する山形&福島(前編)|小野川温泉 名湯の宿 吾妻壮
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そして、初日のお宿のレビュー記事です。
■ 【 ペットと泊まれる宿レビュー 】小野川温泉 名湯の宿 吾妻荘|山形県米沢市
まだまだ少ないペットと泊まれる宿。 今回は東北は山形県米沢市にある、 小野川温泉 名湯の宿 吾妻荘 さんに宿泊して参りました。 その感想を徹底レビューします。 2泊3日のペット宿泊オススメルートも合わせてご紹介してい[…]
そして、2日目に宿泊したお宿のレビュー記事です。
■ 【 ペットと泊まれる宿レビュー 】会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯|福島県会津若松市
今回は福島県会津若松市にある、会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯さんに宿泊して参りました。 まだまだペットと泊まれる宿も少ない東北地方ですが、こちらのお宿はペットと宿泊できる旅館としてとても人気があります。 今回はこちらのお宿を様々[…]