犬を飼う上で気になるのが抜け毛ですが、抜け毛の量は犬種によって差があります。
この記事は抜け毛の多い犬種を元に【抜け毛の少ない犬種ランキング】をまとめました。
日本国内人気犬種を対象にしております。
毛が全く抜けない犬は存在しませんが犬種によって抜け毛の量が全然違います。
今回は抜け毛の少ない犬種を紹介いたします。
犬を迎える際の参考になれば幸いです。
- 1 犬の被毛は2タイプあります
- 2 抜け毛が少ない犬種は比較的飼いやすいもののお手入れは必要
- 3 抜け毛の少ない犬種ランキング第1位: トイ・プードル
- 4 抜け毛の少ない犬種ランキング第2位: ヨークシャー・テリア
- 5 抜け毛の少ない犬種ランキング第3位: マルチーズ
- 6 抜け毛の少ない犬種ランキング第4位: ミニチュア・シュナウザー
- 7 抜け毛の少ない犬種ランキング第5位: シー・ズー
- 8 抜け毛の少ない犬種ランキング第6位: ビション・フリーセ
- 9 抜け毛の少ない犬種ランキング第7位: イタリアン・グレー・ハウンド
- 10 抜け毛の少ない犬種ランキング第8位: ミニチュア・ピンシャー
- 11 抜け毛の少ない犬種ランキング第9位: パピヨン
- 12 抜け毛の少ない犬種ランキング第10位: チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
- 13 抜け毛が少ない人気犬種ランキング まとめ
犬の被毛は2タイプあります
シングルコートの犬種(上毛のみ)
毛が長く伸び続けるため抜け毛が少ないのが特徴です。
ダブルコートの犬種(上毛と下毛の2層)
換毛期ごとに下毛が生え変わるため抜け毛が多いのが特徴です。
換毛期とは年に2回、犬の毛が生え変わる時期のことです。
次の季節を快適に過ごすための「犬の衣替え」とも言えるでしょう。
秋には冬の寒さに備え、粗い下毛が抜け落ち、保温性の高いふわふわの毛に生え変わります。
春は夏の暑さも備え、ふわふわの下毛が抜け落ち通気性の高い粗い毛に生え変わります。
しかし最近では、室内犬が増えた今では気温の変化を感じなくなり年中抜ける個体も増えています。
抜け毛が少ない犬種は比較的飼いやすいもののお手入れは必要
毛が抜けにくい犬種は掃除が比較的ラクで犬アレルギーの方向きです。
ただし、毛が抜けない分伸び続ける犬種が多く、もつれや毛玉が生じやすい傾向にあります。
そのため、繊細なブラッシングや定期的なトリミングが必要になり、日々のお手入れの手間や金銭的負担は大きくなります。
犬種ごとの毛質に合わせたお手入れ法を学びましょう。
抜け毛の少ない犬種ランキング第1位: トイ・プードル
抜け毛の少なさ: ★★★★★★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 2、3週間に1回
シングルコートで巻き毛のトイ・プードル。
もともと抜け毛が少ない上に、抜けた毛が巻き毛に引っ掛かり床に落ちることはほぼないでので、抜け毛の悩みは少ないでしょう。
毛が舞うことも無いのでアレルギーの人も安心ですね。
抜け毛の少ない犬種ランキング第2位: ヨークシャー・テリア
抜け毛の少なさ: ★★★★★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 2週間に1回
美しい毛並みの動く宝石とも称される、ヨークシャー・テリア。
そのシルクのような細い被毛は長く、伸び続け抜けにくい反面もつれや静電気、毛玉の解消など繊細なケアが必要になります。
成長につれて毛色が7度変化するとも言われています。
抜け毛の少ない犬種ランキング第3位: マルチーズ
抜け毛の少なさ: ★★★★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 月1回、2回
生粋の愛玩犬として生まれ、気温差の少ない室内にいたため、季節を問わず抜け毛が少ないことで知られています。
ただ放っておくと、床に引きずるほど毛が伸びるのでカットは必須です。
毛が細く絡まりやすいので、毎日のブラッシングも必要です。
抜け毛の少ない犬種ランキング第4位: ミニチュア・シュナウザー
抜け毛の少なさ: ★★★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 月1回、2回
ダブルコートの犬種としては特殊ですが、換毛期がないとされています。
また、ワイヤーヘアーと呼ばれるゴワゴワした硬い粗毛は抜けにくい性質があります。
猟犬時代、毛が硬いほど美しいとされていました。
抜け毛の少ない犬種ランキング第5位: シー・ズー
抜け毛の少なさ: ★★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 月1回、2回
シー・ズーもダブルコートですが、毛量の割には下毛が少ない事と、他の犬種より1本の毛が寿命が長く生え替わり周期が長いことから、抜け毛が少ないとされています。
子犬の毛から大人の毛へと変わる時期は割と抜けます。
抜け毛の少ない犬種ランキング第6位: ビション・フリーセ
抜け毛の量: ★★★★★
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回
シャンプー目安: 月1回、2回
ビション・フリーセはダブルコートですが、寒冷地の出身ではないため換毛期の生え替わりが少ないです。
また抜けて巻き毛に絡まり毛が散らかることはありません。
その分毛玉ができやすいので、ブラッシングは欠かせません。
抜け毛の少ない犬種ランキング第7位: イタリアン・グレー・ハウンド
抜け毛の少なさ: ★★★★☆
ブラッシング: 週1~2回
トリミング目安: 必要なし
シャンプー目安: 月1回
ミニチュア・ピンシャー同様、短毛種なので毛の生えかわるサイクルが早く抜け毛はやや気になるところ。
チクチクする毛が家中に散らばり苦労している飼い主さんもいます。
ブラッシングやシャンプーは長毛種ほど苦労しません。
抜け毛の少ない犬種ランキング第8位: ミニチュア・ピンシャー
抜け毛の量: ★★★
ブラッシング: 週1~2回
トリミング目安: 必要なし
シャンプー目安: 月1~2回
ミニチュア・ピンはシングルコートですが、毛周期が早い短毛種なのでそれなりに抜け毛は出ます。
まつ毛みたいな毛が布製品に図べり込むので掃除が大変な一面も。
ラバーブラシと獣毛ブラシでつややかな美毛を保てます。
抜け毛の少ない犬種ランキング第9位: パピヨン
抜け毛の少なさ: ★★☆
ブラッシング: 毎日
トリミング目安: 月1回(整える程度)
シャンプー目安: 週1回
血統によりシングルコートとダブルコートが混在するため、抜け毛の個体差が激しいです。
毛は一定の長さまでしか伸びずお手入れは比較的しやすいです。
耳の飾り毛は繊細なので丁寧にお手入れしましょう。
抜け毛の少ない犬種ランキング第10位: チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
抜け毛の少なさ: ★★
ブラッシング: ほぼ必要なし
トリミング目安: 月1回(頭、手足)
シャンプー目安: 週1回
そもそも体毛が限られているため抜け毛の心配は少ないです。
その分乾燥や日焼けから肌をしっかりケアしましょう。
抜け毛が少ない人気犬種ランキング まとめ
抜け毛の量に関わらず、基本的に愛犬のお手入れは必要です。
犬を家族に迎える醍醐味だと思って楽しみながらお手入れしてあげてくださいね。
抜け毛が多い犬種ランキングはこちらの記事からどうぞ。
■ 抜け毛が多い人気犬種ランキング
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