犬を飼う人ほど『 不幸を遠ざける 』科学的な根拠があるようです。
明治大学教授の堀田 秀吾氏によれば、動物、とりわけ犬を飼う人は幸せなことがたくさんあるようです。
一体どのようなことでしょうか。
やはりワンコたちには人間を幸せにしてくれる、底知れぬ力があるようです。
その秘密は、カ・ワ・イ・イということみたいですよ。
カワイイ姿を見るだけで集中力アップ
記事によると、犬や猫の愛くるしい写真を見るだけで、集中力が向上するとのこと。
ある実験によれば、【①子猫・子犬】【②成長した猫・犬】【③すしなどの食べもの】の写真を見ながら作業する3つのグループに分け、作業のあいだにそれぞれ写真を見せて成績を比較したところ、【子猫・子犬】の写真を見たグループのみ、ピンセット作業で44パーセント、数字を探し出す作業で16パーセント、それぞれ通常時よりも向上したということです。
この原因は、『可愛さ』だそうです。
可愛いものを見ると、もっとそれを見たいという気持ちが高まり、結果として集中力が高まるらしいです。
動物と触れ合うことで【 幸せホルモン 】が増える
動物と触れ合うことで、【 幸せホルモン 】と呼ばれる、セロトニンやオキシトシンが増えるらしいです。
ドッグセラピーや企業でもオフィスでイヌやネコを放し飼いにしている例など、人間とイヌ・ネコの距離はますます近い関係になっています。
あの世界的大企業のGoogle社は、自社と『ドッグカンパニー』と称するほど、イヌと人間との関係の重要性を訴えていて、自社社員には動物保険の提供も行っているとか。
イノベーション企業として知られる同社は、イヌたちネコたちが人間にもたらしてくれる効果を知っていて、従業員のパフォーマンスを最大限に発揮してくれるような環境を整えているのでしょう。
海外では日本に比べ、ペットを本当の家族として考えている人が多いため日本よりもさらにペットフレンドリーな環境が整っているとこともあります。
イヌたちは人間と触れ合うことでストレスが溜まる?
記事には興味深いことが書いてあります。
実際に動物が、とりわけ犬が、人間に与える好影響を示す検証は数多くあります。カロリンスカ研究所のピーターソンらは、10人の被験者に自分の飼い犬と60分間接してもらい、その前後、また途中で、被験者の血液からセロトニンやコルチゾールの反応を調査しました。
その結果、最初にオキシトシンが少なかった被験者ほど、犬に頻繁に触りたがり、触ったあとに大きな反応がありました。ただ、残念なことに、触られる頻度が高いほど犬のほうのコルチゾール値が高くなる傾向がありました。つまり、人間は癒やされる一方で、ストレスが上がってしまう犬もいるということです。
セラピードッグなど、人間を癒してくれる存在は、彼らに接した人間は元気を貰え、反面彼らの方はストレスが溜まることもあるということです。
イヌたちも私たちと同じ生き物ですものね。
相互がよい関係が築けるとよいですね。
この記事でご紹介したニュースはこちらです。
■ 犬を飼う人ほど「不幸を遠ざける」科学的根拠
衝動的に動物を飼うことは注意
愛犬がいること、それだけでその場の空気が温かい幸せな空気が漂うことは、犬と生活している人であればよく分かりますよね。
コロナ禍でステイホームが浸透する中で、在宅の時間が多くなったためペットを飼うことを検討している人が増えています。
とはいえ、ペットを飼った以上は終生飼育しなければいけません。
犬がいる生活はとても幸せですが、軽はずみな気持ちで飼うのはよくないです。
衝動的に犬を飼うと、こんなことになりかねないため、注意が必要です。
■ 衝動的に犬を飼うと不幸に 飼い主さんに必要な「10の条件」守れてる?
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