健康状態を左右する『食事』は犬も人間と同様で非常に大切なことです。
ドッグフードも新しい商品がこれでもかという種類販売されており、正直どれを選べばよいかわからない飼い主さんは多いでしょう。
市販されているドッグフードは何と200種類以上!
主原料だけみても、鶏肉、牛肉、ラム、サーモン、小麦など、様々な種類があります。
他にも、粒のサイズや年齢別、原作国別、犬の種類別など、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では愛犬のドッグフードの選び方と題して、フード選びの基準でこれだけは押さえておいて頂きたい、3つのポイントをピックアップしてお伝えします。
ドッグフード選びでとても大切なこと、それは『愛犬との相性』
まず、ドッグフードは愛犬との相性がとても大切になってきます。
相性の良いドッグフードを見つけるにはどうすれば良いのか?
フードの相性は、犬の年齢、体格、好み、体調などによってそれぞれ違います。
そのために、どんなに素晴らしいと評判のフードでも『うちの子』には合わない場合があります(それもかなりの確率で)
全ての犬と相性の良い完璧なフードは存在しないのです。
また、今まで相性の良かったドッグフードでも愛犬の加齢や体調変化の影響によりフードとの相性が変わっていく場合があります。
今まで同じフードを与えているのに太ってきた、毛並み、毛ツヤ、が悪くなったなどとと感じた場合はフードの見直しが必要です。
それでは、ドッグフードの選び方として是非押さえておいて頂きたいポイントをご紹介します。
愛犬のためのドッグフードの選び方①: 気になるドッグフードを試してみる
相性の良いフードを見つけるには、気になるフードを1種類ずつ試すしかありません。
オススメは、無添加、ヒューマングレード、肉or魚が主原料のフードです。
【 ドッグフードオススメの選び方 】
① 無添加
② ヒューマングレード
③ 肉 or 魚が主原料
ここで言うヒューマングレードとは、人間用の食品と同等基準のレベルで管理された品質の原材料のことを指します。
つまりヒューマングレードのドッグフードとは、人間用の食品と同等基準のレベルで管理された品質の原材料を使ったドッグフードを指します。
与え方のコツですが、お腹がビックリしないように、今までのフードに少量ずつ加えながら切り替えるようにしましょう。
愛犬のためのドッグフードの選び方②: 3ヶ月間続けて、フードの相性をみましょう
フードの相性をチェックするのには同じフードを3ヶ月間継続して食べさせることを一つの目安としましょう。
体の細胞は約3ヶ月間で生まれ変わるので、この期間中に同じフードを与え続けることでフードとの相性がチェックできます。
ただし、愛犬の体に異変が見られた場合は、すぐに中止してください。
同じメーカーのフードでもドッグフードの粒のサイズが違うと食べやすさが変わってきます。
こうしたことも踏まえて、” 食いつきのよさ ”もしっかりと確認しましょう。
食いつきのよいフードは飽きずに長く食べ続けてくれる可能性が高いです。
愛犬のためのドッグフードの選び方③: 涙やけや毛つやなどの体の変化チェック
相性の良いフードを食べ続けていると、体に良い変化がみられることがあります。
毛がツヤツヤ、ふわふわになったり、涙やけの症状が軽くなったり、皮膚の状態が安定するなど。
犬は人間と比べて、健康状態が毛並みに出やすいので、被毛の状態は特に観察しておきたいポイントです。
また、愛犬の身体的な変化に加え、おしっこの色やウンチ(色・硬さ・臭いなど)の状態をチェックしてみましょう。
【 これだけは押さえたい 】愛犬のためのドッグフードの選び方3つのポイント まとめ
いかがでしたでしょうか。
愛犬のためのドッグフード選びは、選択肢が多い半面どれを選べばいいのか分からないといった悩ましい部分もあります。
愛犬の飽きや体調の変化、加齢などでフードを切り替えないといけないタイミングは少なくとも数回は訪れます。
そんな時にはこの記事を参考に、フード選びを是非すすめてみて下さいね。
★ 追記
栄養バランスの観点から見たドッグフードの選び方が記事になりました。
本記事と合わせてお読み頂ければドッグフード選びの基礎固めができるはずです。
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