皆さんは犬を飼うにあたり、飼い主としてきちんとマナーを守れているという自負はありますか。
他の飼い主さんや犬を飼ってない人から見ると、『マナーがなっていないわね』と思われるような行為をしている飼い主は少なくありません。
愛犬とより快適に過ごせる環境を作るために、他の人からの印象を悪くしてしまう【 マナーが最悪な犬の飼い主 】の特徴やNG行為を紹介します。
自分に当てはまっていないか、改めて確認してみましょう。
- 1 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴①: 排泄物の処理をしない
- 2 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴②: ノーリードで散歩させている
- 3 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴③: 他の犬や人に吠えても注意しない
- 4 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴④: 炎天下の社内に置き去りにする
- 5 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑤: ドッグカフェで椅子に犬を座らせる
- 6 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑥: 避妊去勢手術をしていない犬を犬が集まる場所へ連れていく
- 7 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑦: 他の犬や飼い主が交流を図ろうとすると無視をする
- 8 マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑧: 愛犬を見ずにスマホばかり見ている
- 9 【 あなたは大丈夫? 】マナーが最悪な犬の飼い主の8つの特徴 まとめ
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴①: 排泄物の処理をしない
散歩中、愛犬がおしっこやうんちなどを排泄することはよくありますよね。
しかし、飼い主の中には愛犬の排泄物を持ち帰らなかったり、適切に処理をせずに放置したりする人がいるのです。
こうした行為は見ていて気分が悪いですし、後にその道を通った人に不快にさせてしまします。
飼い主としてマナー違反と言わざるを得ません。
他にも、他の人の敷地内に平気でおしっこをさせてしまう飼い主や、うんちを放置していく飼い主なども『マナーが最悪』と評判が広まります。
その結果、愛犬の印象までもが悪くなり、散歩もしずらくなります。
必ず散歩の時には、おしっこを流す水やうんち袋を持っていきましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴②: ノーリードで散歩させている
最近はあまり見かけなくなりましたが、飼い主によっては『周囲に人がいないから』とリードを外して自由に歩かせる人も未だにいます。
しかし、この行為は犬にとっても周囲の人にとても危険で迷惑な行為です。
突然、何かに驚いて犬が道路に飛び出してしまう可能性もありますし、他の人や犬に飛び掛かってしまう恐れもあります。
ドッグランではノーリードで良いところが多くあるので、自由に走り回らせてあげたいという場合は、ドッグランに連れて行きましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴③: 他の犬や人に吠えても注意しない
無駄吠えは子犬期からしっかりとしつけをしておくことが大切です。
簡単なしつけではないので始めは他の犬や人に吠えてしまうかもしれませんが、そこは飼い主の責任として『ダメ』と叱り落ち着かせるなどして、しっかりとしつけを進めていく必要があります。
しかし飼い主の中には、愛犬が他人や他の犬に吠えているのを目の当たりにしても『あらあら』と笑って放置する人もいるのです。
こうした飼い主の態度は、周囲から見ても『飼い主としての責務を果たしていない』『マナーがなっていない』と印象が悪くなってしまいます。
犬にとって甘やかすのとしつけは別物、しっかりしつけをして周りを不快にさせないように心がけましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴④: 炎天下の社内に置き去りにする
夏になると、犬が車内で熱中症にかかり亡くなるという痛ましいニュースを耳にします。
これは、飼い主としてのマナー違反や非常識のレベルではありません。
もはや論外です。
例え、風が入るように窓を開けたとしても、炎天下ではそれは無意味に等しいのです。
なぜなら、車内温度は50℃以上にもなることがあるからです。
犬は人間よりも体温が高く、長毛種の場合は毛皮を着ているような状態で熱がこもりやすいです。
また、犬は肉球くらいしか汗をかけないため、人間のように全身に汗をかいて体温を下げるということができません。
そのため、犬は舌を出して『ハァハァ』と荒い呼吸『パンティング』をしますが、例え、車外から風が入ってきたところで車内の温度は50℃以上。
となれば、体を冷やすどころかどんどん熱は体にこもってしまいます。
このような状況が続けば、熱中症になるのは必然といえます。
飼い主の身勝手な判断で愛犬の命が奪われるのです。
マナー違反の域を超えて【 絶対にやってはいけない 】ことの一つです。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑤: ドッグカフェで椅子に犬を座らせる
ドッグカフェであっても、犬をイスに座らせる場合は持参したマットなどを敷いた上で座らせる必要があります。
中には、椅子に座らせることを禁止しているお店もあります。
実はドッグカフェだからと、犬がすることなら何でも許されると勘違いしている人も少なくないのです。
マナーを守れない飼い主がいるために、ペットOKだったカフェがペット禁止となったケースもあります。
カフェ以外にも、ペット同伴での参拝ができる神社などでもあまりの飼い主のマナーの悪さに、翌年からペット禁止とする神社もありました。
このように、一部のマナー違反者によって、多くの犬たちが暮らしにくい社会を作っているといっても過言ではありません。
ドッグカフェやペットOKのカフェなどを利用する際は、事前にお店のホームページなどで利用上の注意やルールなどを確認してから、利用するようにしましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑥: 避妊去勢手術をしていない犬を犬が集まる場所へ連れていく
避妊去勢手術を受けさせることについて、飼い主さんの中でも賛否両論あります。
とは言え、愛犬が避妊去勢手術をしていないにも関わらず、ノーリードで自由に遊ばせている人もいます。
避妊去勢手術をしていない犬をノーリードで遊ばせることは、メス犬の望まない妊娠を引き起こす可能性があります。
また、マウンティング(腰を振る行為)を人や犬にすることもあり、マウンティングをされた人が不快な気分にさせてしまいます。
『犬がすることだから』と気にも留めないでいると、知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけることになります。
そのようなことにならないためにも、避妊去勢手術をしていない場合は、犬が集まる場所に連れて行くことは極力避けるか、犬へのしつけを徹底させましょう。
もしくは、他のオス犬に攻撃的なオス犬、ヒート中(発情期)のメス犬は、ドッグランやドッグカフェなどの利用を避けましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑦: 他の犬や飼い主が交流を図ろうとすると無視をする
散歩中、犬同士が挨拶をしていたり、仲良くなって一緒に遊んでいたりする光景を見かけることは多くあります
見ているだけで微笑ましい光景ですが、中には飼い主の事情で他の犬や人と触れ合わせようとしないご家庭もあります。
それぞれのご家庭のしつけ方針や犬の体調なども影響しているところはあると思いますが、他の犬や飼い主が交流を図ろうとした際、冷たく無視をするといった態度はあまり印象が良くありません。
事情があり他の犬や人と交流することが憚られる場合は、『すみません』と一言添えたり、理由を話して遠慮したりするなど周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
マナーが最悪な犬の飼い主の特徴⑧: 愛犬を見ずにスマホばかり見ている
散歩中は愛犬が危険な行動を取らないよう、しっかり飼い主が見張っている必要があります。
しかし、最近は愛犬の散歩をしながらスマホを見ている人を多く見かけるようになりました。
そもそもスマホを見ながら歩行することは、以前から危険であると注意喚起されています。
犬を連れて散歩している時ならば、尚更です。
犬を見ずにスマホばかり見ていると、周囲の人もヒヤヒヤしてしまいます。
飼い主として散歩中はきちんと愛犬を注視するようにしましょう。
【 あなたは大丈夫? 】マナーが最悪な犬の飼い主の8つの特徴 まとめ
いかがでしたか。
犬の命を預かる身として、飼い主はきちんと最低限のマナーを身につけておく必要があります。
多くの飼い主さんが愛犬を溺愛する気持ちは、よく分かります。
ですが、今回紹介した絶対NG行為は、意外と多くの場所で見受けられるので、自分がマナー違反をしてしまわないようあらためて注意しましょう。
愛犬、飼い主さん、犬を飼っていない人、みんなが気持ちよく過ごすことのできる環境を作るため、ぜひご協力をお願いします。