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【 犬のストレス 】悩みや疑問一問一答(まとめ ※随時更新)

私たち現代人が生きるストレスフルな社会。

それでは、犬の世界ではストレスとは一体どのようなものなのでしょうか。

このコーナーでは犬のストレスにまつわる疑問や悩みを一問一答形式でお伝えしていきます。

 

目次

質問と回答一覧

No. Question Answer
1 犬はストレスをため込むのでしょうか? 犬はストレスをため込まない生き物です。
2 犬にとってのストレスって何でしょうか? アイコンタクトです。
3 ストレスを感じやすいタイプの犬種はいますか? 飼い主さんの感情が大きく影響することがあります。
4 強いストレスは寿命を縮めますか? 直接的な関係はありませんが、免疫力が低下することがあります。
ストレスが原因の病気はありますか? 結構たくさんの病気があります。
犬のストレス太りはありますか? ありません。
7 病気が原因でストレスと感じることはありますか? 病気がストレスの原因になることはあります。
8 強いストレスがトラウマになることはありますか? あります。
9 留守番は犬にとってストレスになるのでしょうか? 初めはストレスでも慣れることである程度解消されます。
10 留守番前に声を掛けるのはストレスになりますか? 黙って外出した方がストレスを感じにくいかもしれません。
11 留守番中にトイレシートやクッションなどを破くのはストレスが原因でしょうか? ストレスで噛んで破壊した可能性が高いです。
12 留守番中ずっと寝ているのはストレスを感じているからでしょうか? いえ、リラックスができている証拠です。
13 帰宅してすぐに大袈裟にかまうと次の留守番のストレスに繋がりますか? 繋がります。
14 留守番中におやつやご飯を食べないのはストレスを感じているからでしょうか? ケースバイケースです。
15 散歩に連れていかない日はストレスになるのでしょうか? 日ごろ散歩しているならストレスになります。
16 散歩嫌いな犬は散歩自体がやはりストレスになるのでしょうか? ストレスは溜まりますので、少しでも散歩に慣れさせましょう。
17 散歩コースが毎日同じだとストレスでしょうか? 実はむしろ安心なのです。
18 散歩中ニオイを嗅がせないのはストレスですか? ストレスになります。
19 ドッグランに行くことがストレスになることはありますか? 他の犬を避けているならストレスを感じている可能性があります。

 

Question①: 犬はストレスをため込むのでしょうか?

Answer: 犬はストレスをため込まない生き物です。

 

犬という存在は過去も未来も見ない、「今」この瞬間を生きている生きものだと言われています。

そのため、人間のように過去のストレスをため込んだり未来まで引きずったりはしないと言われています。

しかし、毎日繰り返しストレスを感じ、それが慢性的に続いてしまうと心身の健康に影響が出ると言われているのでストレスは発生した時に発散させてあげることが必要です。

 

Question②: 犬にとってのストレスって何でしょうか?

Answer: 生きるうえで避けられない刺激、その刺激に対する反応を指します。

 

気候の暑い寒いといったこと、周囲からの受ける刺激とそれに対する身体の反応をストレス(ストレス反応)といいます。

ダメージを受けるものだけがストレスと思われがちですが、飼い主さんに撫でられて心地よいと感じていることも実は“よいストレス”を感じている状態です。

生きていくうえで毎日の生活のありとあらゆる場面において、犬はストレスにさらされているということができます。

 

Question③: ストレスを感じやすいタイプの犬種はいますか?

Answer:  飼い主さんの感情が大きく影響することがあります。

 

怖がりなタイプの犬はストレスを抱きやすいと言われています。

しかしそれよりも大きく影響するのは、ズバリ飼い主さんの感情です。

飼い主さんがネガティブな性格だとストレスを感じやすいです。

前向きな言動で愛犬と接しながら、色々な刺激に少しずつ慣れさせていけばストレスを感じにくく、感じても自ら解消できる犬に育ちます。

 

Question④:直接的な関係はありませんが免疫力が低下することがあります。

Answer: 直接的な関係はありませんが免疫力が低下することがあります。

 

ストレスは直接寿命に影響することはないと考えられています。

ただストレスをうkれうとストレスによる影響から身体を守ろうとして体内の各所に作用するコルチゾールというホルモンが分泌されます。

コルチゾールには免疫抑制作用もあるためストレスが解消されず、この値が高いままだと演繹力が下がる恐れがあります。

若い犬であれば多少免疫力が落ちても対応できますが、シニア犬だとあらゆる不調や病気を招き、結果として命に影響する可能性があり注意が必要です。

強いストレスにさらされ続ける環境に身を置かせないことが当然ながら大切になります。

 

Question⑤: ストレスが原因の病気はありますか?

Answer: 結構たくさんの病気があります。

 

犬もストレスから引き起こされる症状や病気はたくさんあります。

特に多いのは嘔吐や下痢、食欲の不振といった消化器に関する症状です。

ストレスからくる感情を落ち着かせるために、自分の足やわき腹などを舐め続けて皮膚病を起こすこともあります。

また、自分のしっぽを折ったり、執拗に自分を舐め続けるといった情動障害という心の病気になることもあります。

もし、愛犬が自分を頻繁に舐めているなら、「オイデ」や「ハウス」などのコマンドを出し、その後に一緒に遊ぶなどして舐めることを止めさせましょう。

ストレスを溜めないよう、散歩やスキンシップを十分に取ったり、快適で清潔な生活環境を整えましょう。

 

Question⑥: 犬のストレス太りはありますか?

Answer: ありません。

 

犬の場合も人間と同様に食欲に対するストレスの影響はあると考えられています。

ストレスからくる食欲不振で痩せることはありますが、飼い主さんが与え過ぎない限り太ることはないです。

肥満体型の犬は大抵食事量と運動量が適切でない場合がほとんどです。

また、ストレスで被毛が抜けやすくなることはあっても円形脱毛症のような症状を呈することはありません。

どちらかというと、ストレスを紛らわせるため自分自身を舐め続けることからくる脱毛症状が見られることが多いです。

胃潰瘍もストレスから起こることはないと考えられます。

 

Question⑦: 病気が原因でストレスと感じることはありますか?

Answer:病気がストレスの原因になることはあります。

 

犬も人間と同様病気が原因でストレスを感じることがあります。

例えば痛みがずっと続くような病気が原因で、自分ではどうすることもできない不快感、不安からストレスになることがあります。

また、アトピー性皮膚炎などが原因でかゆくてたまらない状態が続くと強いストレスになることがあります。

痛がったりかゆがったりする姿は見ていて気が付きやすいので、飼い主さんは愛犬にそのような行動が見られた場合は動物病院を受診するなど原因を早めに発見・治療してあげましょう。

 

Question⑧:強いストレスがトラウマになることはありますか?

Answer: あります。

 

犬も人間と同様強烈な体験やストレスがトラウマになることがあります。

例えば留守番中に落雷や地震があったなど、強いストレスがトラウマになることがあります。

過去の怖い思いをした経験が再現されると、恐怖がよみがえってパニック状態になることがあります。

また、過去のひどい飼い主による体罰、暴言、飼育放棄などがストレスになり、それらが蓄積されることでトラウマになることも。

 

Question⑨:留守番は犬にとってストレスになるのでしょうか?

Answer:初めはストレスでも慣れることである程度解消されます。

 

留守番自体は本来犬にとってはストレスに感じることです。

しかし飼い主さんが家に必ず戻ってくると教えれば慣れさせることができます。

慣れさせるための練習は、まずは飼い主さんと1分間はなれるところから始めて、1分を2分、2分を3分、と待たせる時間を徐々に伸ばしていきましょう。

順を追って慣れさせれれば留守番のストレスは感じなくなります。

 

Question⑩:留守番前に声を掛けるのはストレスになりますか?

Answer: 黙って外出した方がストレスを感じにくいかもしれません。

 

黙って外出した方が愛犬が騒がずに留守番できるケースが多いようです。

ただ、犬によっては「行ってきます」「留守番よろしく」と一声かけられることで気持ちが切り替わってストレスを感じないケースもあるようです。

ただ、その倍でも大袈裟に声を掛けると不安をあおるのでサラリと挨拶するくらいに留めておきましょう。

 

Question⑪: 留守番中にトイレシートやクッションなどを破くのはストレスが原因でしょうか?

Answer: ストレスで噛んで破壊した可能性が高いです。

 

留守番中に物を壊していた場合は不安感やストレスを感じて、その発散のために噛んだりひっかいたりしています。

犬がストレスを感じて物を破壊するのは留守番開始直後の30分と言われているので、その時間に発散できるようなおもちゃやガムを与えるとよいでしょう。

ただし破壊される可能性のあるおもちゃや、丸呑みのおそれのあるおやつは危険なため与えない方がよいでしょう。

 

Question⑫: 留守番中ずっと寝ているのはストレスを感じているからでしょうか?

Answer: いえ、リラックスができている証拠です。

 

留守番中の昼寝は実はとても良い状態です。

愛犬がストレスなくリラックスができているサインと受け止めてOK。

決して留守番をさせられてふて寝しているわけではありません。

反対に5,6時間以上の留守番なのにずっと起きている法がストレスを感じている可能性が高いので、安心して下さい。

 

Question⑬: 帰宅してすぐに大袈裟にかまうと次の留守番のストレスに繋がりますか?

Answer: 繋がります。

 

帰宅直後に大袈裟にかまえば愛犬は飼い主さんに会えたことの喜びも相まって気持ちが高ぶります。

帰宅直後の気持ちが高まればその反対に留守番中の気持ちは沈んだ状態になりやすいため、留守番がストレスに感じるようになります。

「ただいま」は帰宅後しばらくして愛犬が落ち着いている時にするようにし、変な興奮状態を作らないようにしましょう。

 

Question⑭: 留守番中におやつやご飯を食べないのはストレスを感じているからでしょうか?

Answer: ケースバイケースです。

 

犬はストレスを抱くと自律神経のバランスが崩れて食欲を感じにくくなります。

そのため留守番中に不安や恐怖を感じればおやつを食べないことがあります。

その他、ずっとべ手痛いので食べたいと思わなかった、飼い主さんの前で食べた方がよろこんでもらえるから、などといったストレス以外の理由も考えられるためケースバイケースです。

 

Question⑮: 散歩に連れていかない日はストレスになるのでしょうか?

Answer: 日ごろ散歩に連れて行っているならストレスになります。

 

ほぼ毎日散歩へ行っている犬なら散歩に行けない日はストレスになります。

体力も発散できないので欲求不満になります。

散歩の替わりに室内で物を投げて取ってこさせる、引っ張りっこやおやつ探しゲームなどをすることでストレス発散になります。

Question⑯:散歩嫌いな犬は散歩自体がやはりストレスになるのでしょうか?

Answer: ストレスは溜まりますので、少しでも散歩に慣れさせましょう。

 

散歩が嫌い=外に出ることが苦手な犬は散歩そのものがストレスです。

だからと言って散歩に行かず家にいてばかりだとますます外の世界が苦手になります。

家の中にいても窓の外が怖く感じ毎日がストレスと感じるようになる可能性があります。

往来の少ない時間や場所を選んで短時間でも散歩させるなど、少しずつでいいので散歩になれさせるようにしましょう。

 

Question⑰:散歩コースが毎日同じだとストレスでしょうか?

Answer:実はむしろ安心なのです。

 

毎日同じコースを散歩することは実は犬にとっては安心して散歩ができることに繋がります。

しかし、それだと刺激慣れしにくいので、たまにはコースを変えることをオススメします。

新しいコースを散歩することでストレスに立ち向かう耐性の向上に役立ちます。

普段のコースでも逆回りに歩くだけでも良い刺激になるでしょう。

 

Question⑱: 散歩中ニオイを嗅がせないのはストレスですか?

Answer: ストレスになります。

 

犬にとってニオイは大変重要です。

ニオイを嗅ぐことで私たち人間には分からない位膨大な情報を入手することができます。

そのためニオイ嗅ぎができないと欲求を満たせずストレスに繋がることになります。

散歩中はニオイを嗅いでいい場所でニオイ嗅ぎを楽しませてあげましょう。

ある程度ニオイ嗅ぎさせた後は一瞬鼻をあげた瞬間にさっと歩き出せば本能を満たしつつトラブルも回避することができます。

 

Question⑲: ドッグランに行くことがストレスになることはありますか?

Answer: 他の犬を避けているならストレスを感じている可能性があります。

 

ドッグランで他の犬を怖がっているのならストレスを感じている可能性があります。

しかし、他の犬のことを気にせずにニオイ嗅ぎをしていたり、他の飼い主さんに構ってもらって喜んだり遊んでもらっているなら問題はないでしょう。

犬同士で遊ばなくてもストレスではありません。

 

本記事の見解

 

本記事の見解は、当サイト(ワンだふるライフ)の運営実績に基づいた記事からの引用、専門家の意見やスタッフの飼育経験に基づいたものとなります。

唯一の答えではなく、あくまで読者様の参考になれば幸いです。

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