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飼い主のNG行動、愛犬に嫌われる、ストレス

実は愛犬に嫌われてしまう飼い主のNG行動

飼い主さんは良かれと思ってやっている何気ない行動。

実は愛犬にとってはストレスになっており、結果的に愛犬から嫌われてしまう行動があります。

飼い主さんにとっては愛情表現でも、愛犬にとっては迷惑な行動があります。

この記事では、そんな飼い主さんのNG行動をご紹介。

愛犬にとって心地よいコミュニケーションを取るための参考してみて下さい。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動①: スキンシップがしつこい(強く抱きしめる)

 

愛しいとついギュッとしまいがちですが愛犬は嫌な気持ちを我慢しているだけかも

犬にとってハグは動きたいという本能を押さえつけられる行為であるのです。

実際に飼い主からハグされている犬の写真から250枚を調査した結果

約82%の犬から何らかのストレスのサインを示していることが分かりました。

愛情を記したい時はあなたから力任せに抱きしめるのではなく愛犬の方から体を寄せてきたときに優しく背中や胸を撫でてあげましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動②: ごはんの前で『待て』をさせる

食事前の『待て=おあずけ』のしつけは良くないと考えるトレーナーも多くいます。

『よし』の合図で早食いのクセがつくと肥満や病気の原因になりかねません。

またご飯への執着が強くなることでアイコンタクトをしずらくなったり、ボウルに触れるだけで唸るようになったり『待て』が嫌な合図と覚えてしまう弊害もあります。

まず興奮を静めるように『おすわり』をさせできたらすぐ与えるくらいが良いようです。

この時ボウルを目線より高い位置で待つとおすわりアイコンタクトがしやすくなります。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動③: トイレの時間を急かす

犬はトイレの前に儀式があります。

立ち止まって匂いを嗅いだり、くるくる回って周囲の安全確認をしたり、用を足す以外にゆとりも大切です。

トイレを急がすのはお互いストレスです。

ご褒美としておやつをあげるなどして『トイレが済んだら嬉しいことがある』と認識させるとスムーズに行きやすいです。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動④: 食事の邪魔をする(ご飯中ジロジロ見る)

 

犬にとって食事は戦利品であり命に関する最も大切な時間です。

食べ物を奪われると感じた場合には飼い主すら敵意を示すこともあります。

愛犬の食事の時間は限られています。

食事中は体に触れたり手出しせず、愛犬が安心できる場所に食器を置き家族で尊重してあげましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑤: 散歩が不十分

愛犬にとって食事の次に大切なのは、あなたと過ごす時間と散歩の時間です。

限られたスペースで生活している犬にとって、散歩は最高の気分転換になります。

犬は匂いを頼りに世界を見ています。

外に出て匂いを嗅ぎテリトリーの確認や情報収集をすることは本能であり、小型犬であっても変わらず必要です。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑥: 無理に服を着せる

 

『かわいいから』という理由だけで愛犬に服を着せるのは注意が必要です。

犬には服の代わりに被毛が備わっており、体温調整の妨げになる場合もあります。

ただし抜け毛防止やケガの保護、寒さの対策など、効果的な場面もあります。

犬種の特性や気候、健康状態を把握し、用途に合わせて選ぶことが大切です。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑦: リードがキツい

犬はリードを通して飼い主の緊張感を読み取ることが出来ます。

リードをキツく持つ時間が続けばストレスや欲求不満のもとになります。

お互いにリラックスして歩きながら一緒に景色を楽しんだりできるように、適切なハーネスを使用し飼い主自身がリードトレーニングを行いましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑧: シャンプーのしすぎ

 

特別な場合は除き、シャンプーの頻度は月に1、2回が望ましいとされています。

過度なシャンプーは必要な皮脂まで落とし、皮膚病のリスクを高める恐れもあります。

犬は独自の方法で体を清潔に保ち、体臭をコミュニケーション手段に使います。

シャンプーをしすぎると自分の匂いを取り戻そうと部屋を転げ回ることもあります。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑨: 爪の切り方が悪い

爪を短く切りすぎると血管まで切ってしまい、愛犬を傷つける恐れがあります。

正しいやり方がわからない場合は、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

爪切りは月に1回程度が目安ですが『1日1本』『週に1度片足だけ』など、愛犬が受け入れるペースを見極めながら行ってください。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑩: 大きな音

 

大きな音は犬にとってストレスになります。

車に乗せて大音量の音楽を聴いたり、愛犬が恐怖を感じるような騒々しい場所に連れて行くのは控えましょう。

室内での掃除機やドライヤーなどは離れた場所でするように配慮したり、ケージを上手に利用して愛犬が安心して身を隠せる場所を確保してあげましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑪: 後から叱る

多くの研究者が犬は罪悪感など複雑な感情を感じられないと判断しています。

後から怒られても、犬は自分が何をしたか、何が起こっているのかを理解してないようです。

犬は飼い主の怒った表情や、声のトーンに怯えたり動揺しているだけで、執拗に叱ることでは問題は解決せず、否定的な感情を伝えるだけになりかねません。

問題行動には悪意はなく真意があり、原因を理解し環境を整えることでほとんど改善できるとされます。

叱る以外の改善策を模索しましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑫: 言い回しが長すぎる

言葉が多すぎるコマンドは犬を混乱させ不信感を与えかねません。

ジェスチャーなどで補強しながら短い単語ではっきり発音するのが鉄則です。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑬: おねだりに弱い

 

 

飼い主の食べ物を欲しがったら、あげる事が愛犬の健康状態を崩したり要求吠えを助長する原因になります。

じっと見られるとあげたくなる気持ちはわかりますが、愛犬に健康で長生きしてもらうために、飼い主自身が強い気持ちを持つことが大事です。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑭: 褒めることを忘れる

犬の脳は『報酬系回路(好き)』と『嫌悪系回路(嫌い)』の割合は8:2です。

愛犬はあなたに褒められることを原動力として、幸せに生きられるのです。

褒める時は多少大袈裟なくらい、心の底から思いっきり褒めてあげましょう。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑮: 目の前で口論する

群れの意識が強い犬は、仲間の争いに強い不安やストレスを感じます。

あなたが家族や友人と喧嘩してるとき愛犬はどんな行動をとるでしょうか。

間に座り込む、舐めてくる、吠えるたり急に粗相をする、物を隠すなど、それらの全て愛する家族の平穏を想う愛犬の『もうやめて』のサインです。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑯: 無視する

 

例えば、あなたに赤ちゃんが生まれて極端に愛犬に構う時間が減ったり、スマホに夢中でほったらかしするのは愛犬には何より辛いことのはずです。

犬の喜びの多くを占めるのは、飼い主さんとのコミュニケーションです。

犬には人間の10分の1程度の時間しか与えられていない事を忘れないで下さい。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑰: 一人の時間が長すぎる

愛犬にとってはあなたと家族が全てです。

また犬と人間の時間の感覚は違います。

犬は人より4倍の早い時間の中で生きており、一人の時間の孤独感は計り知れません。

留守番が長いほど、問題行動が増えるという事実も明らかになっています。

安心出来る環境を整え、少しでも負担を軽くしてあがましょう。

そして帰宅後は、少し落ち着いたら愛犬にたっぷりの時間と愛情を注いであげましょう。

それを繰り返すことで、あなたが出かけても必ず帰って来てくれると教えてあげてください。

 

愛犬に嫌われる飼い主の行動⑱: あなた自身が悲しんでいる

 

近年の研究で、犬は泣いている人を見ると苦痛を感じることが分かっています。

犬には人の喜怒哀楽を読む取る力があり、あなたの感情は愛犬に影響を与えます。

大切な人が落ち込んでいると、悲しくて懸命にあなたを励ましてくれるはずです。

少し泣いたら、どうか愛犬の前でだけでも笑顔を取り戻してください。

 

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