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愛犬がシニア期に入ると起こるサインとは

犬も人間同様必ず年を取ります。

うちの子はまだまだ若いと思っていても、それなりの年齢になるとやはり老いのサインは出てくるものです。

老いることは決して悪いことではなく、人生の変わり目でもあり、日々の習慣やお世話の方法を見直したり生活に新しいことや工夫を施す良いチャンスでもあるのです。

この記事ではシニア期になると出てくるサインについてご紹介します。

予め老いのサインを知っておくことで、充実したシニア期を迎えるための準備に余裕を持って取り掛かることができます。

 

犬の老化のサイン①: 目の周り

 

一般的に犬は7歳を迎えるころからシニア期だと言われています。

その頃から現れ始めるサインについて紹介します。

まずは、「目」周辺です。

代表的なものは「白内障」です。

目の周りが白くなってきているように見えると受診しましょう。

視力の低下にもつながるので、「あれ、最近目が少し白くなってきているように感じる・・・」と思ったらその勘を信じて病院へいきましょう。

華麗で瞬きが減って目が乾燥して目やにが増えることもありmす。

 

犬の老化のサイン②: 被毛

 

被毛の色を作る細胞の衰えによって色のない毛が生えてくるようになります。

顔周りの毛が白っぽくなり、徐々に全身に白池や薄い毛が増えていきます。

また消化吸収機能が衰えて被毛の先まで栄養が行き届きにくくなると毛ツヤが悪くなったり、毛が薄くなることがあります。

ホルモンの病気が原因で毛が薄くなったり脱毛することもあります。

 

犬の老化のサイン③: 口周り

 

色素が葉の表面に沈着して黄ばむことがあります。

また、口内でばい菌が増えて口臭を発することも。

歯周病が原因の場合があるため、必ず受診しましょう。

毎日の歯磨きの積み重ねが口に表れるため、口腔ケアは若いころからやっておくのがオススメです。

 

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犬の老化のサイン④: 身体まわり

 

消化機能・新陳代謝の衰えによって、若いころと同じ食生活をしていても太ってきたり、反対に痩せてくることがあります。

フードを変えたり量を見直したりといった工夫が必要です。

特に急に痩せてくる場合は別の病気が影響している可能性もあるため、かかりつけの医師にすぐ相談するようにして下さい。

年を取ると飲水量が減りやすく、体臭が強くなることもあります。

 

犬の老化のサイン⑤: 皮膚

 

身体や顔周りにシミやいぼができやすくなります。

大きくなるいぼやシミ、しこりなどはがんの可能性もあるため見つけたら動物病院で検査してもらいましょう。

また、肉球や花の表面がカサカサになることがあります。

これは加齢に伴い体内の保水力が落ちることが原因です。

肉球クリームやワセリンなどでこまめにお手入れをして水分キープしてあげましょう。

 

犬の老化のサイン⑥: 行動やしぐさ

 

食べこぼしや食べ残しが増える

視覚や嗅覚などの感覚機能が衰えて、ご飯が目の前に落ちていたり、残っていても気が付きにくくなります。

下の動きや口の開きが鈍ることも一つの原因と考えられています。

 

身体を伸ばさなかったり歩きにくくなる

神経系や運動機能が年と共に衰えてくると足先だけで全身を支えてバランスと取りながら伸びをするという行動が困難になったり、足腰の筋肉が衰えることにより歩行が苦手になることがあります。

足や腰を触ると痛がるなどの症状があれば関節炎の可能性もあります。

愛犬が苦しまなくていいように、すぐに受診しましょう。

また、歩行困難に加えて段差でつまずいたりものにぶつかりやすくなることもあります。

視力の低下が一つの原因になることがあります。

 

寝ている時間が増える

体力の低下で疲れやすくなったり、寝て過ごすことが多くなります。

また周囲への興味低下によって寝ている時間がその分増えることもあります。

 

排泄の問題

消化吸収の機能低下により、下痢や便秘を起こしやすくなることがあります。

症状が続く場合は別の病気の可能性もあるため動物病院に相談してみて下さい。

また、そそうやおもらしが増えることがあります。

膀胱などの筋肉が衰えたり、加齢による頻尿などが原因と考えられています。

 

愛犬がシニア期に入ると起こるサインとは まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

愛犬が年を取るとともに現れてくるサインを予め知っておけば、不要な心配もいらず受け入れやすい体制を作ることができるでしょう。

シニア期に入ってからが、犬と一緒に生活する真の醍醐味です。

愛犬のシニア期を存分に楽しむためにも、まずは加齢からくる老いのサインを知っておきましょう。

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