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私たち人間をサポートしてくれる補助犬とは?|種類や能力をご紹介

盲導犬はよく知られていますが、私たち人間の生活をサポートしてくれる『補助犬』についてご紹介します。

補助犬にも色々な役割があり、能力も異なります。

この記事では補助犬の役割や私たち人間をどのようにサポートしてくれるかについてご紹介します。

 

補助犬とは特別な訓練を受けたスペシャル犬

(画像引用: いぬのきもち

 

『身体障害者補助犬』

これが補助犬の正式名称であり、文字通り身体に何らかの障がいを抱えた人の生活や社会活動をサポートするパートナーのことを指します。

彼ら・彼女らは特別な訓練を受けた高い能力を持つ犬たちであり、ペットではありません。

補助犬は大きく以下に分類されます。

 

【 補助犬の種類 】

・ 盲導犬
・ 聴導犬
・ 介助犬

補助犬は適正検査やそれぞれの役割を果たすための特別な訓練を経験し、法律に基づいた認定を受けた犬のみが該当します。
また、補助犬たちの活動時は補助犬であることを示すハーネスやマントを付けているので、他の犬とは違うということは見分けることができます。
補助犬は法律上、パートナーとどこにでも同伴することが可能です。

補助犬の役割①: 盲導犬

(画像引用: anicom you

 

盲導犬とは、視覚に障害がある人が行きたい目的地までのルートを安全に歩いて到達することができるようサポートする犬のことです。

盲導犬はいわゆるカーナビゲーションとは異なり、ユーザーは自身の頭の中にインプットした地図と、盲導犬がハーネスを経由して伝えてくれる情報を組み合わせて判断を行い、その都度指示を出して歩くことで目的地にたどり着くことができます。

盲導犬に向いているのは、人間と共同作業をすることが好きで環境に対する適応能力が高い大型犬です。

 

【 盲導犬の能力 】

✅ 段差があったら止まってユーザーに教える
✅ 障害物をよけて歩く
✅ 曲がり角で立ち止まる
✅ 近くの目標物に誘導する

補助犬の役割②: 聴導犬

(画像引用: READYFOR)
聴導犬とは、耳が不自由な人に対して、生活するうえで必要な音がなったことを知らせてくれる犬を指します。
聴覚に障がいがある人に対して、生活の中で必要な音(例えば在宅時の宅配のインターフォンなど)が鳴ったことを知らせ、その音源まで誘導してくれます。
前足でユーザーの足や身体にタッチして音が鳴ったことを知らせ、その音源とユーザーの間を行ったり来たりすることでユーザーに気づかせます。
聴導犬は身体の大きさは特に関係なく、音に敏感な様々な犬種が活躍をしています。
【 聴導犬の能力 】

✅ インターフォンの音、メールやFAXの着信音、キッチンタイマーの音などを聞き分け、ユーザーに知らせる
✅ 目覚まし時計が鳴ったらユーザーの身体に乗って起こす
✅ 火災報知器や車のクラクションなど緊急事態に関する音を知らせる

補助犬の役割③: 介助犬

(画像引用: いぬのきもち

 

介助犬は、手足に障がいがあるユーザーの生活をサポートに、緊急時にも素早い対応を行うことができます。

介助犬はユーザーの言葉による指示に従ってドアを開けたり、落とし物を咥えて持ってきてくれるなど、日常生活全般をサポートしてくれます。

また、スマホを咥えて持ってくるなど、緊急時の対応もこなすことができます。

介助犬は何かを咥えてユーザーの元に運ぶことも多いため、小型犬ではなくレトリーバーなどの大型犬が活躍しています。

 

【 介助犬の能力 】

✅ 落としたものを拾う
✅ ドアの開け閉め
✅ 指示されたものを咥えて持ってくる
✅ 服や履物を脱がせる
✅ 立ち上がり、起き上がりなどのサポート

私たち人間をサポートしてくれる補助犬とは?|種類や能力をご紹介 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

私たち人間の生活の様々なシーンをサポートしてくれる補助犬たち。

その高い能力はユーザーの生活をサポートしてくれるだけではなく、心も満たしてくれるでしょう。

活動中の補助犬は表示が義務付けられており、例えば盲導犬は白または黄色のハーネスを目印として着用しています。

聴導犬や介助犬はマントなどに『聴導犬』『介助犬』と分かりやすく表示されています。

これらの表示はユーザーに義務付けられており、外出時にサポートを受けるうえでも必要となります。(お店などの入店などにも区別できるように)

補助犬を見かけた時、私たちがお手伝いできること、逆にやってはいけないことがあります。

それはまた別の記事でご紹介します。

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