犬というのは興奮しやすく、感情が行動に出やすい動物です。
この記事では、あなたの愛犬がある程度落ち着いた習慣を身に着け、毎日穏やかに生活するための方法をご紹介します。
愛犬が興奮しやすいタイプであれば、こうした生活習慣を身に着けることで落ち着いた習慣を身に着けることができるかもしれません。
まずは落ち着くことを学習させる
まずは喜びや嬉しさが爆発することから引き起こされる興奮状態について、落ち着くことを学ばせましょう。
遊びのシーン
例えば引っ張りっこ遊びなどをすると愛犬は興奮しますよね。
あまりも興奮状態がヒートアップしたならば、おもちゃを手放して遊びを中断します。
愛犬におもちゃを自由に振り回したり噛ませたりして興奮を発散させるようにしましょう。
ある程度興奮が落ち着いたら遊びを再開します。
落ち着いたらまた遊んでくれるということを愛犬が覚えると、興奮しすぎなくなっていきます。
ごはんやおやつを見て興奮する時
ごはんやおやつを見て興奮状態になるならば、いったん遠ざけましょう。
距離を取ることで愛犬が落ち着いたらまた近づけ、興奮したらまた遠ざけます。
これを繰り返すことで落ち着くことが習慣化していきます。
一旦無視する
飼い主さんが帰ってきた時や、大好きな犬や人に合って興奮した時は、辛いかもしれませんが一旦目を合わせずに無視をすることが有効です。
愛犬の興奮が収まった時に初めてかまってあげましょう。
興奮したら構ってもらえないということを学習することがキモです。
少しずつ慣れさせる
小さな音を聞かせながらおやつを与える
聞き慣れない音、雷などの大きな音を聞いた時に興奮状態になる犬はたくさんいます。
愛犬が苦手な音に慣れさせるためにはその音を小さな音量で聞かせながらおやつを与えます。
落ち着いた状態をキープできれば音量を少し上げてまたおやつをあげましょう。
じっくりとこれを繰り返していくと、苦手な音に興奮することがなくなっていきます。
苦手な場所に慣れさせる
動物病院など比較的犬が怖がる場所などがあると思います。
そういう場所はお散歩など楽しい経験の途中で立ち寄って近くでおやつをあげるなど、いい印象を付けて慣れさせてみて下さい。
苦手なものと距離を取る
苦手な場所、犬や人などに近づくと愛犬が興奮してしまう時は、苦手なものと愛犬との間の視野に飼い主さんが入ってアイコンタクトをしてみましょう。
アイコンタクトが上手にできたらおやつをあげます。
苦手なものと少しずつ距離を縮めながらこれらの行動を繰り返し、慣れさせるようにしましょう。
苦手なものと接しない環境を整える
チャイムがならないように設定をする
チャイムに激しく反応する場合は、予めの来客予定が分かっている場合はスマホに連絡してもらうなどの工夫を。
また宅配便なら置き配にするなども取り入れてみて下さい。
チャイムの音量を小さくする、音を変えてみる、なども試してみて下さい。
苦手なものを見せない
いつもの散歩コースで合う人や犬などで特に苦手なものに遭遇する場合は、散歩の時間帯を変える、コースを変えるなどの工夫をしてみましょう。
また、家から見える景色で苦手なものや音がある場合には、ハウス自体を別の場所にずらしたり、苦手なものが視界に入ってこないような環境作りをしてみましょう。
愛犬を落ち着いた生活習慣を学ばせる方法 まとめ
いかがでしたか。
毎日の生活を落ち着いてゆったりと過ごすためには少しの工夫は必要になります。
あなたの愛犬が興奮しやすい性格であればこれらの方法を取り入れて、快適に過ごせる習慣を一緒に身に着けてみましょう。